台南カフェ起業日記106(お店経営で発見した文化の違い編・お客さんも業者も遅刻な日常)

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台南カフェ起業日記(お客さんも業者も遅刻な日常)

台湾では時間の概念が異なるのか、遅刻する方が多いイメージ。友人との待ち合わせでは時間に遅れてくることはしょっちゅうだし、うちのお店でも予約の時間どおりに来ないお客さんも少なくない。レストラン側は対策として、予約時間に10分遅れたら取り消しになるというお店も多く、遅刻してくる人が多いんだろうなと思う。

うちのお店でもこの10分間確保ルールを予約時に伝えているが、それでも来ない場合はお客さんに電話をし、ご来店の意思の確認をする。たいていは、「もうちょっと待ってね」とか「いま向かってるところ〜」、「友人がまだ来ない」などゆるゆるである。まぁ30分遅れくらいは仕方ない、と予約殺到のお店でもないので柔軟に対応をすることにしている。

これが業者さんの場合は、営業にも影響が出てしまうこともある。オープン当初は近所の朝市の八百屋さんに配達をお願いしていたが、時間どおり来ないし忘れていることもあったりで非常に困る。しかも野菜の価格も届いてからわかるので利益も減ることが多い。なので、オープン後3ヶ月目くらいから野菜は自分で朝市に行って調達することにした。

野菜よりも困るのが肉類の配達が遅れるとき。よく遅れるのは鶏肉業者さん。前日食材がなくなってしまったとき、いつもの配達は9時位に届けてくれるのだが、ランチの営業時間を終えて13時くらいにやっと来ることも多々ある。電話で11時までには届けてね、と伝えていたが間に合わなかったようだ。忙しいときは仕方がないのかもしれないと諦めないといけない。かといって多めに注文すると鮮度も落ちるし、冷凍にはしたくないので発注の加減は実に難しい。

次回、突然の断水で営業不可

【お店経営で発見した文化の違い編】
71(台湾人受けしない食材)
72(台湾に売ってない無糖ヨーグルト)
73(台南の業務用スーパー)
74(雨の次の日は高騰!台湾の野菜事情)
75(サラダは食べない?台湾の食事事情)
76(値上がりし続けるお肉)
77(台湾と日本のマヨネーズ)
78(台湾のベジタリアン事情)
79(ハヤシライスは台南でウケるか?)
80(お店前がバイクで埋まる)
81(魚の名前がわからない)
82(夏に冷房壊れ蒸し蒸し地獄の店内)
83(衝撃!台南真夏の電気代)
84(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)
85(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)
86(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その3)
87(無糖炭酸水が飲みたい!)
88(朝市にも売っていない紫蘇を栽培してみる)
89(台湾の雑誌に掲載される)
90(ご近所さんや常連さんからのもらいもの)
91(魅惑の黄昏市場!)
92(日本人の貸し切りパーティ)
93(カフェ店長の休日の過ごし方)
94(猫舌が多い?台湾のお客さん)
95(中秋節は店前で焼き肉!)
96(お酒を飲めない台湾の大学生)
97(お店前で商売繁盛祈願!紙のお金を燃やす)
98(便器の上に足を?!台湾のトイレ事情)
99(お店のレシートで宝くじ)
100(台湾で好き嫌いの多い野菜は?)
101(汁物の食べ方)
102(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その1)
103(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その2)
104(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その3)
105(先生に感謝する老師節)

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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