台南カフェ起業日記(居抜き物件と近所のおばちゃん)
居抜き物件の内覧を終え、いまの借主さんから連絡して大家さんと会うことになった。もし気に入られなくて、「お前さんにはワシの物件は貸せん!」なんて言われたらどうしよう。せっかく気に入った物件が貸してもらえない、なんて事態になったらとても困る。言葉の問題を解決するため、台湾の方に同行をお願いして通訳をしてもらうことにする。
約束の当日、お昼の営業終了後の時間にお店で待ち合わせ。お客さんのいない店内でどんな大家さんが来るか緊張しながら待つ。借主さんの話では、とてもいい大家さんとのことだが、まぁみんなそう言うだろうと思って話半分に聞く。いったいどんな大家さんなんだろう?
しばらく待っていると、突然入ってきて何やら大声の台湾語で話し始めるちょっとふっくらしたおばちゃんが現れる。片手に持っている袋は空き缶などのリサイクルごみのようだ。台湾語なので何を喋っているか全くわからないが、気性が荒い。怒っているのかな?
おばちゃんは借主さんと話して帰って行った。僕らと話し合いもせずに終わってしまったか?と思い焦るが、どうやら大家さんではなくご近所さんだったようだ。なかなか強烈なご近所さんだったな・・・正直このおばちゃんが大家さんじゃなくてよかった・・・ちなみに、別に怒ってはいなかったみたい。
その後、バイクの二人乗りで来たおじいちゃんとおばあちゃん。ほのぼのな台南生活のワンショットだなーと、見ているとどうやらこのお二人が大家さんのようだ!
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以前の記事はこちら↓
台南カフェ起業日記(序章)
①(起業準備と台南への引っ越し)
②(サイトで物件探しと下見)
③(台湾のルールは?写真と違う物件の謎)
④(大家さんとの交渉と決断)
⑤(台南の家賃は高い!物件探し難航)
⑥(居抜き物件の内覧)
台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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