台南カフェ起業日記63(カフェで出会った方々編・ご飯を貸してくれるご近所さん)

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台南カフェ起業日記(ご飯を貸してくれるご近所さん)

ブロガーや新聞で紹介していただいてから3ヶ月ほどが経った頃、常に満席みたいなことは無くなったが、お客さんは安定して来ていた。毎日の仕込みもどれくらいすればいいか、だいたい予想できてきた。

それでも予想外に忙しくなる時がある。平日の昼間なんかは普段お客さんが少ないが、急に満席になってしまうことも稀にある。食材の仕込みは問題ないが、ごはんが足りなくなってしまう。すぐにお米を研いで炊いても全然間に合わない。さすがにご飯なしで定食を出すわけにもいかず、新たに米が炊き終わるのを待つと30分は必要だ。

初めてこの問題に直面した時は頭が真っ白になった。どうしたらいいかわからない。するとスタッフが隣のお店から借りてこようか?と言ってくれる。そんなことが可能なのかな?

お隣さんはタイ料理を提供している有名なお店で、外で会うといつも話をする仲が良い関係なので、釜を引っ提げてお米を貸してもらえるよう頼みに行く。お隣さんもお客さんが多く忙しそうにしているが、店長さんは「好きなだけ持っていけ」と言ってくれる。助かった!

嵐のような忙しさが終わった後、お礼に唐揚げを持って行き、お米の料金(とても安い)を支払う。この日の後も、忙しくてどうしてもごはんが足りない時はお隣さんにお世話になるのだった。ご近所さんとの関係性は大事である。

次回、近所のゴミ回収のおばちゃん

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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