台南カフェ起業日記(ホームページ作りと子猫との別れ)
お客さんがいなくてとても暇なので、この頃からこの機会にホームページやFacebookの設営に力を注ぐことにし、自分達でホームページの作成を試してみる。お金はないが時間はたっぷりあるので、ネットの情報を参考にしたり参考書を買って作り方を勉強する。まったく知識がないので、ネットにかいてあるやり方を1から10まで真似して作ってみるが、なぜかうまくいかないことも多い。
1週間かけて作ったページがやっとできた!と思いアップロードをすると、ページが真っ白になって頭も真っ白になる。何も考えられず、放置したら勝手に直ると期待してそっとパソコンを閉じて夜市で飲み食いし気晴らし。翌日、当然のように修復はされていないので泣く泣く修復作業に時間をかける。知識のないホームページ作りは思った以上に疲れ、神経がすり減る。
スタッフもあまり仕事がないようなので中国語の文章を書くときは台湾人スタッフの力を借りて翻訳してもらったり、他のサイトでうちの紹介などしてもらう。その中国語も台湾人スタッフによって、表現の仕方が異なるので、翻訳も人選が大事だなぁとしみじみ思う。
先週壁の中から救出した子猫は、スタッフの嘉義に住んでいる友人が引き取ってくれることになった。離れると少しさみしいが、ずっとお店で飼うわけにもいかない。もう溝にハマらないように気をつけるんだぞ。
その子猫を見送った3日後、定休日明けに朝市での買い出しを終えてお店で仕込みをする。いつものように仕込みの量は少な目で、ちょっとのんびり仕込みをしていると、開店30分前から何やらお客さんが外で並びだした。開店直前には15名ほど並んでいて、いままでに無い事態に頭がフリーズする。子猫の恩返しなのか?
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台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
コメント
コメント一覧 (2件)
カフェ起業日記、更新楽しみにしています。
この「猫の恩返し」回を読んで
「良かったねぇ😭」と思わず声が出てしまいました(笑)
ありがとうございます😊
いまでもお店が一時繁盛したのは、子猫の恩返しだと信じています。