台南カフェ起業日記110(台湾での経営で体験したあれこれ編・台湾でのカフェ営業必要経費と維持費)

前回投資ビザの更新がなんとかできてホッと一息。一年間で300万元の売上があったので、なんとか台湾での滞在は続けれそうだ。それにしても昨年は年間300万元、日本円にすると1,200万円ほどの売上があったのに、なぜ銀行口座の預金はほとんど増えていないのだろう、と不思議に思い毎月カフェ営業に関わる出費を改めて確認してみた。

固定費@一ヶ月

家賃24,000
電気通信費1,200
国民健康保険2,300
会計士2,000
アルバイト費50,000元(5人雇用合計/平均)
アルバイト保険料約12,000元(5人計)
光熱・水費15,000元(平均)
消耗品5,000元(平均)
その他経費10,000元(平均)

食材コストを入れなくても月あたり約12万元以上がかかっている。アルバイトの費用が思ったよりも高く、保険料も会社負担の部分があるのでかなりの出費となる。正直うちのような小規模のお店だと、カフェの営業だけでは赤字になってしまう。このままでは預金残高がどんどん減っていってしまうので、他の仕事をもっと増やさないと厳しい。以前のブログ効果も薄れて客足も途切れつつあるので、赤字化も近いうちに来るだろうと危機を感じるのであった。

※なお、上記コストはうろ覚えの部分もあります

次回、お店でのミニマムチャージ・低消を設定

【お店経営で発見した文化の違い編】
71(台湾人受けしない食材)
72(台湾に売ってない無糖ヨーグルト)
73(台南の業務用スーパー)
74(雨の次の日は高騰!台湾の野菜事情)
75(サラダは食べない?台湾の食事事情)
76(値上がりし続けるお肉)
77(台湾と日本のマヨネーズ)
78(台湾のベジタリアン事情)
79(ハヤシライスは台南でウケるか?)
80(お店前がバイクで埋まる)
81(魚の名前がわからない)
82(夏に冷房壊れ蒸し蒸し地獄の店内)
83(衝撃!台南真夏の電気代)
84(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)
85(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)
86(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その3)
87(無糖炭酸水が飲みたい!)
88(朝市にも売っていない紫蘇を栽培してみる)
89(台湾の雑誌に掲載される)
90(ご近所さんや常連さんからのもらいもの)
91(魅惑の黄昏市場!)
92(日本人の貸し切りパーティ)
93(カフェ店長の休日の過ごし方)
94(猫舌が多い?台湾のお客さん)
95(中秋節は店前で焼き肉!)
96(お酒を飲めない台湾の大学生)
97(お店前で商売繁盛祈願!紙のお金を燃やす)
98(便器の上に足を?!台湾のトイレ事情)
99(お店のレシートで宝くじ)
100(台湾で好き嫌いの多い野菜は?)
101(汁物の食べ方)
102(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その1)
103(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その2)
104(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その3)
105(先生に感謝する老師節)
106(お客さんも業者も遅刻な日常)

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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