台南カフェ起業日記62(カフェで出会った方々編・塾前に一人でご来店する小学生)

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台南カフェ起業日記(塾前に一人でご来店する小学生)

うちのカフェのお客さんは、日本語に興味のある学生さんや社会人の方が多い。家族でのご来店もあるが、お子さん連れでご来店することのはそこまで頻繁ではない。

少食のお客さんもしくはお子さん用に「日替わりミニどんぶり」のメニューを用意していた。日替わりの内容は、定食にある秋刀魚の煮付けや生姜焼きなどをどんぶりに乗せたものに味噌汁のセット。吉野家の並くらいのサイズ感のメニューだ。

毎週決まった時間に小学生5年生くらいのお嬢さんが一人でご来店する。いつも100元を握りしめていて、この日替わりミニどんぶりを注文してくれる。夕方に大きいカバンを引っ提げて来て、何やら予習をしている。たぶん学習塾へ行く前の晩ごはんなんだろう。台湾の小学生は勉強熱心だ。

日替わりミニどんぶりの注文が入ることはそんなに多くないので、いつもこの小学生のお客さんが来たときに何を提供したら良いか悩む。台湾の小学生が何を好きなのかよくわからない。秋刀魚の甘露煮丼はたぶん渋すぎてダメだろうなと思う。

小学生なのでやっぱり唐揚げ、照り焼きが好きだろうと、ミニどんぶりにして提供すると嬉しそうに食べてくれるので嬉しい。参考書に目を通しながら食べているのを見て、台湾の方が勉強熱心なのは小さいころからなんだなとひしひしと感じるのであった。

次回、ご飯を貸してくれるご近所さん

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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