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台南カフェ起業日記(オープン前日の仕込みと焦り)
店舗を借り上げてから改装やメニュー開発なしているうちに、2ヶ月ちょっと経った。時間が経つのはほんと早い。借りている物件なので、毎月家賃がかかる。他にも小物や調理器具などを購入して、出費はかさむばかり。少ない資金がさらに減り始め、だんだんと焦ってくる。
少し前に経営許可出たので、メニューの開発はまだ十分ではないがオープンしてしまおうということに。以前面接して採用したバイトのみなさんにも来てもらい、オープン日を伝えてシフトを組む。そういえばタイムカードもなかったと、近くの小北百貨に買いに走る。戻ってから、注文を受ける伝票もなかったと再び小北百貨へ。こんな調子でオープンできるのか?
いま提供できるものでメニュー表を作り、言語交流会用のホワイトボードを購入し音楽を流すためのスピーカーもセッティング。本棚に日本旅行関係の本を並べて、旅行の相談も受けれるようにする。バタバタと準備を進め、いよいよオープン日前日。
店内を丁寧に清掃し、トイレも磨き上げて準備万端。
数少ないお店のFacebookページにオープン日を書き込み、自分のページでシェアしてみるとなかなかいい反応。オープン日はどれくらいのお客さんが来てくれるだろう。
料理の下準備は慣れない作業なので、夜遅くまでかかり、カレーを煮込みながらどんどん不安な気持ちは膨らんでいくのだった。
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台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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