台南カフェ起業日記26(開店準備編その14・開業前!台南のおばちゃんとの意見交換)

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台南カフェ起業日記(開業前!ご近所の台南おばちゃんとの意見交換会)

まだはっきりと決めてはいないが仕入れ先もだいたい決まり、メニュー表の作成と価格帯を決める。台湾ではカフェの料理はどこも高く、ドリンク付きセットの価格は250元くらいが相場だ。台湾の物価からしたら、かなり高い値段設定だが人気店はその価格帯でもいつもお客さんで溢れている。

コーヒーもカフェならアメリカンで90元、ラテなら120元くらいが相場であるが、うちのカフェは悲しいかなカプセルカフェマシーンである。さすがにカプセルカフェを120元で売ることには罪悪感があり、お客さんにバレてしまったら悪いウワサを流されかねない。

価格設定に迷っていると、いつも挨拶を交わすご近所のおばちゃんが友人を連れてやってきた。まだオープンはしていないけど、迎え入れてお茶を出し、ちょっとお話することに。前のこのお店の様子や近所のカフェなんかの話をする。

そこで価格設定に悩んでいる、とおばちゃんに話をすると、おばちゃん方から怒涛の意見が。「この辺だと60元以上のものはダメよ」「前のお店は平均120元くらいだったから潰れたのよ」「飲み物付きセットでも100元くらいじゃないと」「でも美味しくないとダメよ」などと、大変貴重な意見をいただき誠に・・・(以下略)

おばちゃん方は言いたいことを言って満足したようで、帰っていった。うーむ、60-100元の価格帯だと弁当屋を目指さなくてはいけなくなる。どうも目指すところが違うので、一旦おばちゃん達の意見は聞かなかったことにして、平均価格230元のメニュー作りをすることにした。開業後、「どないなってんねん」って、怒鳴り込んでくるかもしれないな。。。

次回、台湾の生活必需品・大同電鍋の使い方?

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台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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