台南カフェ起業日記(大家さんとの交渉と決断)
お化け屋敷化した物件を下見したが、予算オーバーでちょっとテンションが下がったので、大家さんに断りの電話を入れる。しかし、なぜかもう一度会って話がしたいとお願いをされる。もしかして家賃を下げてくれるのかな、と少し期待をしながら再度大家さんに会いに行く。
今度はその物件内ではなく、外のカフェで会って話をすることに。もう一度昼の怖くない時間に物件をじっくり見たかったが、家賃のことがクリアになったらまた見に行こうと考える。まずはお金のことを解決したい。
大家さんは今回はなぜか3人一味で参加。なんでも、家族でその物件を管理しているので、一人の意見では決められないらしく決定権のある3人が揃って会ってくれている。どうも本気度が高く、もし家賃が満足いかない価格なら断りづらい雰囲気である。
しばらく話した結果、家賃の値下げ+オープンまでの改装期間も家賃を待ってくれるとのこと。唐突な好待遇にびっくりしてしまい、即答で契約をしてしまいそうになるが、グッと我慢して友人とじっくり考えてみることにし、その日の打ち合わせは解散。
友人と改装費用や家賃を計算し、金銭面は借りても問題ないという結論になった。でも、どうしても「気味が悪い」のイメージが払拭できず、また改装のイメージも湧かないので正式にお断わりことにした。
そんなこんなで物件探しは振り出しに戻った。
いい物件を探し当てるのは、一筋縄ではいかないようで時間だけが過ぎていく・・・
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以前の記事はこちら↓
台南カフェ起業日記(序章)
①(起業準備と台南への引っ越し)
②(サイトで物件探しと下見)
③(台湾のルールは?写真と違う物件の謎)
台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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