台南カフェ起業日記(カフェ経営で致命的!コーヒーが作れない)
店内の内装はおおよそ決まってきた。借りたときに比べるとかなりオシャレな空間になってきたと思う。一部だけペンキの色を変アクセントを入れたり、色使いのセンスなどやっぱりデザイナーってすごいと思う。そろそろメニューを考えていかないと。
実は、私も友人もどちらもコーヒーの味はあまりわからないし、こだわりもない。コーヒーに関して正直ド素人である。こんな二人がカフェを開いても大丈夫なのかと、いま考えるとツッコミどころ満載だが、それでもカフェでの営業がしたい。
うちは交流会がメインのお店の予定なので、「カフェショップ+交流」で営業すると響きが良い。でもこれが「定食屋+交流」、「居酒屋+交流」、「カレー屋+交流」なんかになると、参加する客層も変わってきそうだ。なので、カフェでの営業がどうしてもしたい。
業者やコーヒー専門ショップでお店用のコーヒーメーカーをいくつか見に行ったが、どれも恐ろしく高い。安いものでも8万元、高いものだと30万元くらいするものもある。街中にあるカフェはこんないいものを買っているのか?とお金の無い日本人は落ち込み、コーヒーメーカーの購入は諦めることにした。なんならもうコーヒーを売らなくてもいいかな、なんて考えてしまう。
いろいろと調べていると、最近台湾でネスカフェからカプセル式のコーヒーメーカー・ドルチェ販売が開始された。カプセルを買うだけで本格コーヒーが楽しめるマシンで、飲んでみると自分で煎れたコーヒーよりもはるかに美味しく、そしてマシンがかなり安価!
試飲を繰り返し、カフェのコーヒーメーカーはめでたくカプセルコーヒーマシンを採用することにした。これにてコーヒー問題一件落着!・・・おそらく、カフェでカプセルコーヒーマシンを使っていたのはうちだけだろうなー笑
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台湾企業就職日記(全100話)はこちら


台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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