台南カフェ起業日記(厳しい!会社設立のためのビザの更新条件)
会社の登記について準備をすすめ、書類への記入が終わった。おそらく1ヶ月ほどで問題なく許可が下りるだろうとのことで一安心。この審査期間を利用してお店の改装をしていこうと思う。1ヶ月で間に合うかはちょっと心配。
会社の登記の話の後、ビザについて詳しく聞く。
会社の資本金が50万元あれば、ビザの申請ができる。いわゆる台湾の老闆ビザ(社長ビザ)と呼ばれるもので、50万元資本の会社を設立すればビザは許可されるらしい。そうか、思ったよりも老闆ビザは簡単に取得できるんだな。
ホッとした僕らの顔を見て「でも・・・」と、会計士は続けて話す。このビザ更新のとき、一年間の売上が300万元未満だと、ビザの更新ができないらしい。300万元って、、、日本円で1000万円以上ってこと?開業して一年目に1000万円売上って相当厳しいと思う。1年で300万元ってことは、1ヶ月25万元・・・営業日で一日あたりだいたい1万元くらいの売上が必要になるのか。うーむ、、、
そういえば、日本人が台湾でお店を開いて1年くらいで帰国する方が多いけど、こういう理由があったのか・・・。カフェで達成できるのかものすごく不安になってきた。
次回、どこまで改装?居抜き物件
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以前の記事はこちら↓
台南カフェ起業日記(序章)
①(起業準備と台南への引っ越し)
②(サイトで物件探しと下見)
③(台湾のルールは?写真と違う物件の謎)
④(大家さんとの交渉と決断)
⑤(台南の家賃は高い!物件探し難航)
⑥(居抜き物件の内覧)
⑦(居抜き物件と近所のおばちゃん)
⑧(大家さんとの話し合いと元借主)
⑨(台湾の会社名決めと占い)
⑩(代行業者は会計士?気になる費用)
11(全部登録はあり?会社の営業項目)
台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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