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台南カフェ起業日記(ご飯のおかわりしてお持ち帰り?台湾のお持ち帰り文化)
うちは定食を注文すればご飯のお替りを自由にしている。食べる量が多いお客さんはご飯を3杯食べたりもするが、ご飯のお替りをしてもらえるときは、うちの料理を気に入ってもらえてるんだなと思い悪い気はしない。幸いお客さんが少ないのでご飯切れ、ということもなく安心(?)。
うちの料理は定食によっては量が多いので、食べきれなかった料理はお持ち帰りする人も多い。お持ち帰りは台湾では普通で、レストランや小吃店、結婚式の料理などお持ち帰り文化が根付いていて、どこのお店でも頼めば包んでくれる。台湾人のスタッフに聞いてみると、若い人は持ち帰り自体あまりしないらしい。
ある日、おばちゃんのお客さん4人組でご来店。各自定食をご注文いただき、おかずを全部食べ終わったあと、さらにご飯のお替りを要求。なんだろ、追加で料理をオーダーするのかな、めちゃくちゃ食べるなぁと思って持って行ったら、そのご飯を一口だけ食べて持ち帰りするという。なるほど、こういう考えのお客さんもいるのだなと生活力の高さに感心する。台湾でもおばちゃんパワーはすごい。
そういえば台湾の火鍋のお店でも最後に鍋のスープを足してから持って帰る人が多い。ご飯も同じ感覚なのかな?僕も外のお店で同じことをして食費を浮かすか、と考えるがまだまだ躊躇ってしまう。まだそこまで台湾化は進んでいないようである。
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台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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