台南カフェ起業日記54(カフェで出会った方々編・とにかく日本語を話したいおっちゃん)

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台南カフェ起業日記(とにかく日本語を話したいおっちゃん)

新聞に載ったこともあってか、日本語を話しに来たいお客さんが増えた。

うちのカフェのコンセプトとして、日本語を使っていただくのは大歓迎なので嬉しい。でもお客さんが多く混んでいる時間帯もあるので、そういう時間にお越しいただいても交流ができないこともあり、ちょっと申し訳ないという気持ちになる。スタッフを増やして僕ら日本人は交流を優先すべきなのだが、人手が足らずもどかしい。

ある日、台湾人のおっちゃんがご来店。ちょうど混んでいる時間ではなかったのでお話することに。こちらのおっちゃんは日本が大好きで、日本への旅行は年に3−4回、日本語は自分で勉強して台南には日本人の友人もいるよ、と申し訳ないがよくある流れで、日本のどこが好きか、食べ物は好きかなど日本語で会話をする。

おっちゃんと台湾に日本人の友人がいることを話していると、いきなり「その日本人にいまから電話するから話してくれる?」と無茶振りをされる。この流れも台湾に住んでいるとよくあるのだが、何を話して良いのかいつもちょっと困ってしまう。

半ば強引に電話を渡されて、何を話そうかまず「あ・・・こんにちは」と話すと、「どうも・・・こんにちは」と、お相手の方も少し困っているような様子が電話口でわかる。そこから話していると、台南で会社員をしている方で台南にはかなり長いらしい。そして、このおっちゃんはいい人だが連絡が頻繁で困るみたいな愚痴を言われ、ちらっとおっちゃんを見ると満面の笑み。どう回答いいのかまた困ってしまうのであった。

次回、お子さんに日本語を使わせようとするお母さん

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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