台南カフェ起業日記55(カフェで出会った方々編・お子さんに日本語を使わせたいお母さん)

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台南カフェ起業日記(お子さんに日本語を使わせたいお母さん)

日本人が経営しているお店が珍しいのか、前にうちの店を記事にした新聞を見てご来店いただくお客さんが少なくない。料理を目的というより、日本人と交流したいという目的の方が多いようだ。カフェと聞いてきて定食メインのメニューを見ると驚くに違いない。そしてカプセル式のコーヒーを提供しててすみません。

台湾では片言でも日本語を話せる人が思ったよりたくさんいらっしゃる。うちに来るお客さんも日本語を話せる人が多い。留学どころか日本語塾にも行かず、日常会話ができるという方は少なくない。なんでも、日本のドラマやアニメを見て独学で勉強したのだという。

ある日、ご両親+お子さん2人のファミリーでご来店いただいた。ファミリーでのご来店は珍しい。それぞれ定食を注文していただき、料理を持っていく。料理を提供し終わると、なぜか上のお子さん(高校生くらいの男の子)がもじもじしている。なんだろ、食べれないものがあるのかな?と思っていると、お母さんが「ほら、日本語を話しなさい」とお子さんをこついている。話すのが恥ずかしいのか、もしかしたら何を話したらいいのか困っているのかもしれない。

こちらから話しかけてみると、どうやら高校で夏休みに日本への交換留学に1ヶ月、日本の家庭でホームステイもしていたらしい。ご両親は日本語を忘れさせないためにこうやって日本語を使ってもらおうとしているのだ。教育熱心なご両親である。男の子の日本語の発音はとてもキレイで、高校生とは思えない上手さだった。日本語で話している間も、ご両親は日本語が聞いて分かるのかどうか不明だが、息子さんが日本語を話しているのをうんうんと聞いていた。

このファミリーの他にも、お子さんに日本語を使ってもらおうとご来店するお客さんは何組かいらっしゃった。こうやって台湾の日本語が上手な人は育っていくんだな、と思い日本語教育のレベルの高さを感じるのだった。

次回、日本旅行のおすすめを教えて欲しいカップル

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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