台南カフェ起業日記51(カフェで出会った方々編・待ちぼうけのお客さん)

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台南カフェ起業日記(待ちぼうけのお客さん)

台湾の方はおおらかな性格だが、時間を守らないのがたまにキズ。以前就職日記でも書いたが、仕事でも遊びでも時間にルーズな方が多いと思う。台湾に長く住んでいると、あまり気にしなくなってくるので自分も気を付けないといけない。

ある日、カフェで8名の予約が晩に入った。うちのお店の席数は21名が最大なので、8名の予約はありがたい。テーブルを2つくっ付けて8名座れるように準備してご来店を待つ。

予約日当日、予約した方がまずご来店。まだ予約の10分前だが、時間に遅れることなくご来店いただき安心。店主は以前大人数の予約を無断キャンセルされた経験から、ちょっと怖くなっているのだ。

8名の予約だが、ほかのお連れさまが予約時間になっても来ない。うちでは予約時間を10分過ぎれば予約はキャンセルとなるが、すでに1名ご来店いただいているので、さすがにキャンセルはできない。

店内は混んでおり満席。座れないお客さんもいるが、この予約のお客さんは1人で8人席に座っている。座れないお客さんがジッと8人席を見て「ここ空いてるやないかい」と今にも言葉が出そうだ。その気持ちはわかる。ちょっと気まずい雰囲気だが、座っている本人はあまり気にしていないようで、鉄のハートを持っているようだ。

その後10分が経過して2人、25分経過して2人、40分遅れで1人、食事会がもうすぐ終わる頃に1人、1人は来なかった。どういう集まりなのかはわからないが、なんて自由なんだと驚く。お店としては、ゆっくり料理を作る時間がありむしろ助かる。でも予約が埋まっているお店ではどういう対応をするのか少し気になるのであった。

次回、誕生日のお祝いをするお客さん

以前の記事はこちら↓

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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