台南カフェ起業日記72(お店経営で発見した文化の違い編・台湾に売ってない無糖ヨーグルト)

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台南カフェ起業日記(台湾に売ってない無糖ヨーグルト)

カフェを開店して4ヶ月ほどが過ぎた。同じものを作っていると飽きてくるので、日替わりメニューに使えそうな料理を常に探している。レシピ本やネットのサイトから、毎日日本のレシピサイトをチェック。あー、この材料も台湾にないわーとため息が漏れる。台湾には多くの日本食品があるが、すべて満足に手に入るわけではないので、作れないメニューがいくつかある。

たとえば無糖のヨーグルト。カフェがあったのは2015年で、このころの台湾では無糖のヨーグルトはスーパーには売っていなかった。砂糖や果実入りのヨーグルトはあったが、どれも甘味がキツめで人工的な味がする。さっぱりした無糖のヨーグルトが欲しい!食べたい!そしてできれば、お店のデザートメニューに追加したり、料理にも使いたい。

ってことで、売っていないヨーグルトは自分で作ることにした。台湾の中古屋さんで偶然見かけたヨーグルト作成用の保温器(50元)を購入。日本に帰ったときに買おうと思っていたが、まさか50元で売っているとは・・・。値段的に壊れている可能性も十分にあり、うまく作れるかは疑問だが作ってみることにする。

スーパーで買ったパックの牛乳500mlを少し飲み350mlくらいにする。そしてその牛乳パックに無糖のむヨーグルトを100mlくらい入れて混ぜてセット。これで12時間放置するとヨーグルトができるらしい。飲むヨーグルトでもできるのか少し不安だが、12時間放置する。頑張れ飲むヨーグルトの乳酸菌!ひさびさに無糖の美味しいヨーグルトを食べさせてくれ。

翌日、期待を寄せてお店のシャッターを開けてフライング気味にくぐり抜けてヨーグルト製造機を覗いてみると、なんとも立派なヨーグルトになっていた。容器を揺さぶるとプルプルと震えている。これを冷やせば美味しいヨーグルトの完成だ!

作って満足したものの、そういえば日本料理でヨーグルトを使うものは無いなぁ、と気付いてしまう。出来上がったヨーグルトはすべて自分やスタッフで食べてしまい、ヨーグルト製造機は完全に趣味の道具となるのだった。大変美味しゅうございました(´ڡ`)

ちなみに、2021年現在は台湾のどこのスーパーでも無糖ヨーグルトを購入できます。

次回、台南の業務用スーパー

【お店経営で発見した文化の違い編】

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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