台南カフェ起業日記(サラダは食べない?台湾の食事事情)
日本の家庭ではサラダを食べることが多い。うちの日本の実家でもサラダはほぼ毎日食べ、日本の外食では牛丼屋でもカレー屋さんでもサラダセットがあり、コンビニで軽く昼食を購入するときもお弁当とサラダにしたりと、日本の食事ではサラダをよく食べる気がする。
台湾ではサラダを食べるのは洋食レストランで食べるときだけで、一般家庭ではサラダを食べないことが多い。小さい頃からおまり外食をしない人は、生の野菜を食べることに抵抗がある人が多いようで、サラダを食べないという人が少なくない。野菜は加熱して食べないと安心できない、食感が好きではない、という方が一定数いるようである。
うちのお店でも定食にはサラダを付けていた。ドレッシングは人参とタマネギで作ったオリジナルドレッシングで評判が良く、人参が苦手な方でも問題なく食べてくれていた。それでも、やはりサラダは食べない(食べれない)というお客さんがいた。こればっかりは好みの問題なので仕方がないが、残された野菜を見るとちょっと悲しくなってしまう。
うちのスタッフでもサラダは絶対に食べへん!という大学生のスタッフがいた。理由を聞いてみると、生の野菜を食べると菌が脳に入って、脳障害を引き起こす可能性がある、というニュースを見たことがあるようで、水洗いしてもその菌は落ちないらしい。なるほど、そういうニュースに影響されて食べない人もいるんだなと、不思議に思うのであった。
次回、値上がりし続けるお肉
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台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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