台南カフェ起業日記67(カフェで出会った方々編・まかないに全力を注ぐスタッフ)

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台南カフェ起業日記(まかないに全力を注ぐスタッフ)

カフェの営業が終わってから、お店の余り物や賞味期限の近いものを使ってまかないを作ってスタッフのみんなで食べていた。売り上げが悪かったときは、廃棄寸前の食材が多く食べるものが多かったが、安定してからはあまり豊富な食材はなかった。ごはんがたくさん余るときはチャーハンにしたり、野菜炒めとごはんに味噌汁みたいな感じでまかない飯を作る。試作品もここでみんなに食べてもらって日替わりで提供してもいいか意見を求めたりしていた。

スタッフの料理の腕が良いかどうかは、このまかないのときにわかる。みんな熱心に何を作るか仕事中にも考えているみたいで、閉店時間がが近くなるとまかないにどの食材を使っていいか伝えて作ってもらう。閉店作業が終わってから、食事の時間になるがそこからまかないを作って食べるので帰るのが遅くなるときも少なくない。

ある日お客さんが多くとても疲れた日があった。パパッと簡単なものを食べてさっさと帰りたいのだが、スタッフがなんか手の込んだまかないを作ってるようだ。閉店後座って待っているが、30分経っても出てこない。

痺れを切らせて厨房を覗くとなんか3品も作ってる!麻婆豆腐、野菜の沙茶醬炒め、ポテトの煮物?頑張りすぎだろ!仕事よりもまかない作りに精を出しているようでイラッとするが、思った以上にこのまかないが美味しく、怒りもなくなり作り方なんかも聞いちゃったりして、店長は機嫌が良くなるのであった。

次回、時間にルーズなスタッフ

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