台南カフェ起業日記84(お店経営で発見した文化の違い編・大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)

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台南カフェ起業日記(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)

台湾でもたこ焼きが売られており、街中でも見かけるし夜市でも人気がある食べ物だ。台北には日本からチェーン展開している銀だこがあり、台南にも日本人や台湾人が個人経営するたこ焼き店があったりと台湾に浸透し愛されている料理である。

僕は大阪人なので、たこ焼きについて味にうるさいと思われがちである。でも特にこだわりはなく、お客さんに大阪の美味しいたこ焼きのお店を教えて下さいと言われれば、日本全国にある銀だこをおすすめしてしまったりする。大阪にある観光地のたこ焼きは実は食べたことがなく、その辺の情報は台湾の方のほうが詳しいのだ。(おすすめのたこ焼き屋はローカルなたこ焼き店なので、教えても交通の便が悪いし、わざわざ食べに行くようなものでもないので教えないことにしている)

そんなたこ焼きの味にうるさくない大阪人なので、台湾のたこ焼きも美味い。台湾風のたこ焼きは台湾の甘いマヨネーズにソースと鰹節がかかっていて日本のものとは少し違う。これが味にうるさい大阪人であれば、こんなものはたこ焼きではない!と激怒してちゃぶ台をひっくり返しそうであるが、僕はとても美味しいと思う。台湾では日船章魚燒というお店が全土にあり、6個入りで45元と安く食べられ愛されている。

台湾にはお客さんがDIYでたこ焼きを作って食べるようなお店はなく、カフェでイベントとしてやってみようと考えた。一時帰国で日本に帰ったときにドン・キホーテでたこ焼き器を4台購入。ドン・キホーテは簡易なたこ焼き器が1台999円とめちゃ安い。台湾に売っていなさそうな青のり、たこ焼きソース、マヨネーズも購入して台湾に戻る。

生地も小麦粉ととろろ、鰹だし、だしの素で美味しいと思えるものが完成。

さて、いつイベントをしようかなと考えていると、タコがないのに気が付いた。業者にタコの取り扱いを聞くがないようで、スーパーにも売っていない。このままタコがなかったら、イカでもいいか。とたこ焼きにこだわりのない大阪人は思うが、たこ焼きにイカを使っていることが分かると詐欺になってしまうかもしれない。そうなると、SNSで大阪人の恥として晒されることにもなりかねない。

さぁ、どうしようか・・・

次回、大阪人なので台湾でたこ焼きパーティをしてみる・その2

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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