台南カフェ起業日記79(お店経営で発見した文化の違い編・ハヤシライスは台南でウケるか?)

台南カフェ起業日記(ハヤシライスは台南でウケるか?)

カフェでは日本の定食を販売している。「日替わり定食」を提供しているので、できるだけ毎日違うものを作りたいが、正直毎日料理を開発して作るのはネタ切れになってしまう。いいものが見つかったときは、魚系の煮付けやムニエルなどにしていたが、朝市の鮮魚売り場にも毎日行くわけでもないので、日替わり定食は何種類かを使いまわしているようになっていた。

日本のレシピを探して台湾であまりみかけない料理を作るのは楽しみの一つだ。例えばハヤシライスは、スタッフに試食してもらったときに意外に評価が高かった。よくよく考えたら日本料理かどうか怪しい料理だが、日本の喫茶店にあるようなものなので細かいことは気にしない。

ハヤシライスは台湾でほとんど見かけない料理で、提供しているお店はほとんどなく珍しい料理のようである。ハヤシライスの味付けは甘めなので、台南では特にウケがいいのかもしれない。しかしハヤシライスのコストは、牛肉や調味料で高いので、ほぼ利益の生まない料理である。まぁ趣味なので仕方ない。

ところで、ハヤシライスは台湾にほとんどないので中国語はどうするか迷ってしまう。ネットで検索すると、「林氏蓋飯=林さんのごはん」や「牛肉蓋飯=牛肉ごはん」などあったが、どれも安っぽく見えてしまうので、できるだけ高級な名前を付けたい。

スタッフと話し合った結果、「日式紅醬燉牛肉燴飯」になり、言葉の意味はよくわからんがとにかく高級そうな名前になり、お客さんへの説明もコストも高い手間がかかるハヤシライスなのであった。

次回、お店前がバイクで埋まる

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

台湾現地就職日記100(台湾企業就職を振り返る)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA