台南カフェ起業日記85(お店経営で発見した文化の違い編・大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)

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台南カフェ起業日記(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)

日本からたこ焼き器を4台購入し、たこ焼きの生地も作ったはいいが、肝心のタコががスーパーに売っていないことに気付く。このままではタコではなくイカを使ってたこ焼きパーティをしなければならない。イカを使っても気付かれないような気もするが、良心が痛むのでやはりタコを探したい。台南にあるたこ焼き屋さんはどこで仕入れしているのだろう?

台湾のスーパーへタコを求めてバイクで走り回り何軒か行き探すが、見事にどこにも売っていない。台湾ではタコは日常食べない食材なのだなと感じる。8軒目くらいでカルフールに冷凍のミズダコがあることがわかった。うーん、ミズダコはたこ焼きには合わないんだよなぁ。たこ焼きにはプリプリ食感の真ダコを使いたい。でもイカよりはマシなので、なかった場合はこのミズダコを使うことに。これでイカ焼きにはならずに済みそうだ。

普段行かない少し遠い大きい台南の朝市・兵仔市へ足を伸ばしてみた。いつもは野菜のみ買っていたが、よくよく見てみるとここは海鮮系の食材も多く売っているようだ。いくつか鮮魚売り場を見て回ると、なんと生の真ダコがあった!しかもめちゃくちゃでかく、めんどうなヌメリ取りも済んでいるので早速購入することに。2キロくらいある生タコは500元ほどで、安くはないが一匹で十分足りそうである。

持ち帰った生ダコを大きい寸胴鍋で茹で上げ、たこ焼き用に小さめにカット。試しに茹でダコを食べてみると、これだけでめちゃくちゃ美味い。そして久々のタコの味に懐かしさがこみ上げてくる。これで美味いたこ焼きが作れそうだ。

ほか、DIYのたこ焼きなのでさまざまな具材を準備して前日の仕込みを終え、たこ焼きイベントの開催を待つ。タコの他の食材は、コーン、ツナ、ちくわ、ネギ、カニカマ、ソーセージ、チーズ、キムチなどを揃え、ソースも数種類準備。大阪人の血が騒ぐのか、かなり豪華な食材になった。パーティへの申込みは30名を超えたので満員御礼で締め切る。

思ったよりも大人数となった。生地が足りるか不安なので、小心者の大阪人は前日夜な夜な生地を追加するのだった。無事に終えることができるか不安である・・・。

次回、大阪人なので台湾でたこ焼きパーティをしてみる・その3

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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