台南カフェ起業日記81(お店経営で発見した文化の違い編・魚の名前がわからない)

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台南カフェ起業日記(魚の名前がわからない)

日替わり定食では魚系の料理をメインに提供している。実は僕が昔、百貨店の魚屋での仕事を6年していた経験があるので、魚には詳しい方だからである。だいたいの魚の捌き方や料理法がわかるので、見かけた魚を持ち帰って料理して楽しんでいた。いまでも朝市の魚売場へ行って魚を眺めるのが好きだ。

台湾にも日本と同じ魚もそこそこある。サンマ、サバ、太刀魚、サワラ、カレイなんかは台湾でもよく食べられていて、時期にもよるが価格も安い。安い魚は冷凍食品もあり、サンマやサバは日本よりも安く手に入ることができる。サンマは三枚おろしにして骨をすべて抜き取って冷凍し、蒲焼きにしたりフライにして提供していた。骨なしサンマは珍しいのでそこそこ人気があったと思う。

ある日、魚売場でイトヨリ(という魚)を見かけたので、買って料理して日替わり定食で提供しようと思い魚の名前を聞いてみたら、うまく聞き取れない。どうやら台湾語のようだ。ペンと紙を用意して書いてもらおうと思ったら、漢字は知らないらしい。これでは、お客さんに説明ができない。美味しい定食を用意できるのに、魚の名前がわからないので提供できないとは、なんとも情けないが海外らしい。

次回、夏に冷房壊れ蒸し蒸し地獄の店内

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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