台南カフェ起業日記(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その3)
※前回と今回は、○キブリ嫌いの方はご観覧に注意ください。
前回からの続き(前回はこちら)
消毒液が排水溝に撒かれ、そこからわらわらとゴキブリが這い出てきて、店内へ向かって走ってくる。なぜ店内に向かって走ってくるのか全く意味がわからないが、どうにか侵入を防がなくては。お店のシャッターを閉め、マスクをしてほうきにちりとりを装備して果敢に立ち向かう。ゴキブリ嫌いの友人もさすがに何もしないわけにはいかず、プルプル震えた手(のようなきがする)でほうきを手に取り、向かってくるゴキブリをばんばん叩く。
叩いているうちに、小さい頃こんなゲームがあったなーと思い出す。インベーダーゲーム、ワニワニパニックとかそんなゲームに似ている気がする。僕はゴキブリが苦手でもないので、そんなのんきなことを考えているが、ゴキブリ嫌いの友人はかなり必死でヒィヒィ言いながら叩いている。
排水溝から出てきたゴキブリは、日本にもいるようなサイズ、台湾にいる小さいサイズのヤツがいるが、なぜか真っ白や奇形のゴキブリもいる。これがゴキブリかどうかは不明ではあるが、見た目はどことなくゴキブリなので実に気持ち悪い。
どこからともなく小鳥が飛んできて、排水溝から出てきたゴキブリを捕食している。消毒液がかかっているけど大丈夫なのか?しかし排除を手伝ってくれているのでありがたい。ほうきでバンバンたたき、小鳥が捕食しているカオス状態のお店前。
そんなゴキブリ叩きは30分ほど続いてようやく落ち着く。店内への侵入はどうにか防ぐことができたようである。友人はごきぶり嫌いが克服できた(?)ようで良かった。トラウマになってしまう可能性もあるが・・・
半年に一度くらいの頻度でこの消毒があるので、ゴキブリが苦手な方はご注意ください。
次回、先生に感謝する老師節
台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
コメント