台南カフェ起業日記91(お店経営で発見した文化の違い編・魅惑の黄昏市場!)

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台南カフェ起業日記(魅惑の黄昏市場!)

野菜や魚類の仕入れは基本的に朝市ですることにしている。スーパーの食材は少し高いので、安く仕入れができる朝市が近くにあるのは嬉しい。肉類の仕入れについては専門の業者さんに発注をしている。肉類は業者さんからの仕入れで、朝市やスーパーよりもかなり安く仕入れることができる。コストダウンには仕入れ業者の使い分けが必要である。

ランチ営業でお客さんが多く、まれに食材がなくなってしまうときがある。そのときには夕方から急遽買い出しに行かなくてはならない。朝市はすでに閉まっており、業者さんは注文しても翌日の納品となるので、他から仕入れしないと夜の営業に間に合わない。時間に余裕がない時は、近所のスーパーで済ませるが、仕込みの時間に余裕がある時は夕方から営業を開始する「黄昏市場」に行って買い出しをする。

この黄昏市場は売っているものが朝市とちょっと違っていて面白い。野菜や肉類も売っているが、お店の大半は買ってすぐに食べれるお惣菜系である。台湾の食卓に並ぶような惣菜が所狭しと売られていて、どれもとても美味しそうである。

お惣菜は揚げ物から炒め物、いっそここで惣菜を買って帰り、うちのお店でそのまま定食の小皿料理にしてしまってもいいような気がしないでもない。小腹が空いている人向けの小吃店もあり、臭豆腐や回転焼き、ルーロー飯なども食べることができる。黄昏市場に行くと余計なものまで買ってしまうので、結局はコストダウンにはならないのだが、お腹も心も大満足になるのである。

次回、日本人の貸し切りパーティ

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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