台南カフェ起業日記103(お店経営で発見した文化の違い編・恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その2)

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台南カフェ起業日記(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その2)

※前回と今回と次回は、○キブリ嫌いの方はご観覧に注意ください。前回はこちら

まだまだ暑い日が続く台南。外は相変わらずジリジリとした暑さが続く。いつも通り買い出しを終えて朝の9時ごろにお店に到着し、テイクアウトしてきた蔥油餅でちょっと遅めの朝食を食べる。蔥油餅をかじりながら、そういや今日は以前ポストに入っていた外の排水溝の消毒の日だなぁ、なんて特に気にするわけでもなくいつも通り過ごす。朝食後は野菜やドレッシング作りなど朝の仕込みをしていた。

昼11時からの営業なのだが、シャッターは半開きの状態でお店の中で作業をする。業者さんが食材の配達に来るので、鍵を閉めておくわけにはいかないのだ。すると、9:30ごろに外から「ヴォォォーン!」という機械音が聞こえて来る。あー、あれが消毒かぁとあまり気にしないようにしていたが、ガラスのドアを閉めていてもなかなかの騒音である。ガラス越しに見ると、防護服を着た作業員の人が、手持ちの大型スプレーマシンを持って外にある排水溝に向かって消毒液を噴射しまくっている。この暑い中、防護服を来ての作業はなかなか大変そうである。5分くらい噴射していなくなった。

消毒液の匂いはそんなにキツイものでもなく、ガラスのドアを閉めているとほのかに匂うくらいのものだが、消毒液なので人体にいいものではなさそうだ。しばらくはドアを閉めたままで、匂いが落ち着くのを待つことにする。作業員の人大変だなぁと、ドア越しに見送っていると、排水溝から何やら黒いものがちょこちょこと湧き出てきた。

排水溝から黒いもの?なんだろうと目を凝らして見てみると、なんとゴキさんである。そう、排水溝には大量のゴキブリがいて、消毒液の散布で外に飛び出してきたのだった。しかも尋常な数ではなく、次から次へと湧き出て来て、な・ぜ・か店内に向かってくるではないか!ゴキブリ嫌いの友人は発狂寸前。バイオハザードという言葉が頭に浮かび、ゴキブリの店内侵入を防ぐべく、人類とゴキブリの戦いがいま始まる・・・

次回、恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その3

【お店経営で発見した文化の違い編】
71(台湾人受けしない食材)
72(台湾に売ってない無糖ヨーグルト)
73(台南の業務用スーパー)
74(雨の次の日は高騰!台湾の野菜事情)
75(サラダは食べない?台湾の食事事情)
76(値上がりし続けるお肉)
77(台湾と日本のマヨネーズ)
78(台湾のベジタリアン事情)
79(ハヤシライスは台南でウケるか?)
80(お店前がバイクで埋まる)
81(魚の名前がわからない)
82(夏に冷房壊れ蒸し蒸し地獄の店内)
83(衝撃!台南真夏の電気代)
84(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)
85(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)
86(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その3)
87(無糖炭酸水が飲みたい!)
88(朝市にも売っていない紫蘇を栽培してみる)
89(台湾の雑誌に掲載される)
90(ご近所さんや常連さんからのもらいもの)
91(魅惑の黄昏市場!)
92(日本人の貸し切りパーティ)
93(カフェ店長の休日の過ごし方)
94(猫舌が多い?台湾のお客さん)
95(中秋節は店前で焼き肉!)
96(お酒を飲めない台湾の大学生)
97(お店前で商売繁盛祈願!紙のお金を燃やす)
98(便器の上に足を?!台湾のトイレ事情)
99(お店のレシートで宝くじ)
100(台湾で好き嫌いの多い野菜は?)
101(汁物の食べ方)
102(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その1)

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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