目次
台南カフェ起業日記(お店経営で発見した文化の違い編・先生に感謝する老師節)
台湾には日本にない年間行事がいくつかある。老師節、いわゆる「教師の日」もその一つで日本にはない行事だ。この行事は教育機関の先生に日頃の感謝を伝える日で、小中高大の学校の生徒や学生が教師に対してするもの。老師節は毎年9月28日で、学生が教師と食事をすることが多いようである。
老師節の前後の土日は近くの大学の学生がレストランを予約し、教師と一緒に食事をする。日本ではそのような光景はあまり見られないが、教師に感謝を伝えるこの老師節は素晴らしい行事だと思う。レストランのほか、大学内や自宅で老師節をお祝いすることもあるようだ。
うちのレストランにもこの老師節前後には予約がいくつか入る。ケーキを用意する学生や、教師の方に支払いをさせまいと先に会計を済ませておく学生など、教師に対しての尊敬と感謝が垣間見れて台湾の教師は幸せだなと思う。
台湾企業就職日記(全100話)はこちら
台湾現地就職日記100(台湾企業就職を振り返る)
台湾現地就職日記100(台湾企業就職を振り返る) 約一年間勤務した台湾企業でしたが、体験談はいかがだったでしょうか。振り返ってみると、私が就職した企業はホワイト...
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
コメント