台南カフェ起業日記78(お店経営で発見した文化の違い編・台湾のベジタリアン事情)

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台南カフェ起業日記(台湾のベジタリアン事情)

台湾にはベジタリアン(素食)の方が少なくない。新聞(TVBS新聞網)によると台湾の人口の13%がベジタリアンらしく、8人に一人くらいの割合である。健康のために週イチでベジタリアンっていう方もいたり、昨日お肉食べ過ぎたから今日はベジタリアン料理食べようなんて方もいるので、ベジタリアン料理は人気がある。しかも台湾の素食料理はとても美味しい。台南の街中にベジタリアンのお店があり、コンビニやスーパーでも野菜のみの弁当や加工品が売られている。ベジタリアンでもいつも美味しい料理を食べれるのは、台湾ならではと思う。

以前、台南カフェ起業日記39でも書いたが、うちのカフェでも納豆、とろろ、オクラの3種ネバネバ丼をベジタリアンメニューとして提供していた。納豆が食べられないという方もいるので、これが食べられないとサラダ以外に食べるものがない。8人とか10人のグループでご来店の際には、ベジタリアン方がいらっしゃることもあるので、そのときは納豆、とろろ、おくらが食べれるかを聞いて食べれないものは除いて提供する。気を付けなければいけないのは、納豆に付いているタレ。これも鰹だしが入っているので、入れないように普通の醤油を使うなど気を付ける。

台湾にはこんなベジタリアンの種類があるようだ。

方便素/隨便素・・・肉の塊がなければok(肉の出汁は問題なし)奶素・・・牛乳を使用した食品はok
蛋素・・・卵を使用した食品はok
蛋奶素・・・牛乳や卵を使用した食品はok
全素・・・牛乳や卵も禁止
(厳格なベジタリアンはニラやニンニク、タマネギも禁止)
※参考:ぷらっと台湾、ベジタリアン(素食料理)

美味しいベジタリアン料理の開発も考えたが、日本料理にはベジタリアン料理の選択肢がほとんどなく、ネットでもレシピの掲載もなかったので諦めた。日本代表の納豆に頑張ってもらうしかない。

次回、ハヤシライスは台南でウケるか?

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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