台湾企業の営業部で仕事していたとき、アシスタントの方がいた。
日本チームにもアシスタントがいるが、日本語ができないのでとても困る。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(離職率の高いアシスタントとその役割)
会社の営業部は離職率が高いため、入れ替わりは激しいがいつも20名ほどのスタッフがいる。担当は台湾国内、欧米系、韓国、そして日本の4チームに分かれている。欧米系の売上が圧倒的に高かったのでスタッフが一番多い。欧米系の顧客は時差があるので、よく残業や早朝出勤をしていて大変だな-と思う。
各チームには営業スタッフとそのアシスタントがいる。
営業スタッフの仕事をアシスタントがサポートする。備品の補充やコピー、事務作業、進行状態の確認はアシスタントの仕事で、各チームに1-2人配属されており、全チームのアシスタントを管理するアシスタントリーダーもいる。
このアシスタントの方の入れ替わりが特に激しい。新人さんが入社してから、2日で来なくなった人もいたりで、平均3ヶ月に一人は入れ替わっているようである。他のチームだと名前を覚える前に気がついたらいなくなっている、なんていうこともある。リーダーは特に大変だろうな、と思う。聞くところによると、他の会社でもこのアシスタントスタッフは離職率が高いらしい。
我々日本人チームのアシスタントはなぜか日本語ができない方が配属され、日本語が読めないので顧客からの要求を中国語への翻訳もしくは説明をする必要がある。これが私にとっては大変手間で、後輩によくお願いしていた。
アシスタントは私が中国語ができないと思っているのか英語で話しかけてくる。頑張って英語で返答するとアシスタントは「?」の表情になり、中国語で話すとさらに「??」の表情になり、情けなく悲しい気持ちになってくる。言語はまっこと難しい。
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
コメント