台湾企業で働いていたときの経験をブログで書いています。
今回で50回目、台湾企業で働く際の求められる人材について。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(台湾企業に就職するための大事な2要素)
入社して半年が過ぎ、会社での業務も問題なくこなせるようになり、入社当時9割理解できなかった会議での中国語も、9割理解できるようになっていた。すべて中国語の環境に飛び込めば、努力次第でなんとかなるもんだなと実感する。
私が台湾企業に就職した経験から、台湾企業が日本人に求める人材について、2大要素+@を考えてみた。
ビジネス日本語と経験
台湾企業が日本人スタッフに求めるのは、大半が日本企業との連絡窓口役だろう。取引先とのメールや電話で使用するビジネス日本語は、日本人だからといってできるわけではなく、ビジネスの実務経験が必要。よって、台湾企業も社会経験がある日本人を採用したいという企業が多いようだ。
求められる中国語能力
中国語能力は高い方が採用されやすいことは確実。しかし、中国語能力が低くても面接時に企業研究・自己アピールをしっかりして努力した結果を見せることができれば、多少の中国語の間違いは問題ないはず。専門用語は台湾人でも難しいものが多いので、入社後、必死に足りない中国語能力をコツコツ勉強を重ねていけば、3ヶ月ほどでおおよそ理解できるようになる。
(オマケ・英語能力)
企業によっては英語能力がネイティブ並みに高ければ、中国語能力が低くても採用のチャンスはある。ただ英語能力が高いだけでなく、欧米圏での留学経験もしくは英語を使ってのビジネス経験があるとベター。
<まとめ>
自分の経験から、上記要素は台湾企業へ就職の際には大事な要素である。
しかしどこが良い企業かどうかは入社するまでわからないので、運やタイミングの要素もあり、「縁」によるものが大きい。採用が決まったら、縁を信じて迷わず飛び込んでみましょう!
以上、台湾企業で就職を考えている方のご参考になれれば嬉しいです。
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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