台湾現地就職日記68(台湾企業での経験編その21・台湾での外国人の賃金と生活費)

台湾で外国人が働くための最低賃金は就業服務法で定められています。
今回は、私が台湾企業で働いていたときの賃金と生活費について。

前回の話はこちら↓

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台湾現地就職日記(意外に貯金もできる?!台湾での外国人の賃金と生活費)

台湾で外国人が就業するための最低賃金は、毎月の平均が「47,971元」と労働部が定めている(参考:勞動部發展署)。会社が外国人を雇用するときは、この月給を下回ってはならないとされている。ここから税金が差し引かれて、手取りはだいたい45,000元くらいとなる。

日本に住んでいる方は、この賃金が少ないと感じるかもしれないが、台湾の大学新卒者の給与は28,402元(参考:聯合新聞網)なので、この「47,971元」の賃金は台湾の方にとってはそこそこ良い給与なのだ。なので、台湾企業も外国人を採用の際は慎重にならざるを得ない。日本での就業経験や技術、もしくは人脈などがないと採用は難しい。

生活費を見てみよう。私は台中の工業地帯に住んでいたので、アパートは一ヶ月あたり4,500元と激安。部屋にキッチンがないので毎食外食だが、贅沢をしなければ食費は一日300元程度・毎月10,000元ほど。他にかかる必要経費は生活用品、電気代水道代、通信費くらいで毎月2,000元くらい。

外国人の給与で上の生活費を差し引くと、ざっくり毎月3万元(10万円)近い貯金ができる。実際は休日に遊びに行ったり、買い物したりするので、貯金はそこまでできないし贅沢はできないが、台湾での生活は若干の余裕がある。しかしこれが台北での生活だと、毎月の家賃が1万元近くで食費も高くなるので、少し切り詰めないといけないかもしれない。

単純に仕事だけして退社後や休日は家でのんびりしていれば、お金はそこそこ貯まる。だが私は、休みの日に台南に遊びに行ったり、飲みに行ったり、無駄にホテルに泊まったりで計画性がまったくなく、入社して半年経っても貯金が全然貯まらないのであった。

次回、台湾のPCとキーボードと言語設定

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