台湾現地就職日記70(台湾企業での経験編その23・田舎工場地帯勤務のアフターファイブと晩酌)

台湾企業で働いていたときは、金曜日みんなで飲みに行くなんてことはまったくなかった。社員のほとんどが車もしくはバイク出勤だったので仕方ないかもだが、飲み会好きとしてはちょっと寂しい。ビール好きの外国人は、ひとりでどこへ行き晩酌を楽しむのか。

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台湾現地就職日記(田舎工場地帯勤務のアフターファイブと晩酌)

台湾企業で働いて8ヶ月ちょっと、毎日の生活ルーティンも決まってきた。朝は8時に出社して定時の17時50分に退社。晩ごはんを外で食べてからアパートに戻る。アパートは会社から近く移動にも時間がかからないので、帰宅してひとっ風呂浴び(シャワーだけど)、早いときには18時半にはいつでも寝れる状態になっている。夏は外がまだ明るい。さすがに実家のばあちゃんでもこの時間には寝ることはないだろう。

日本の会社で働いていたときのような、金曜日の退社後はみんなで飲みに行く、なんていうことは全くなかった。工場地帯なので従業員はほぼ全員が車かバイク出勤なので飲めない、と理由もあるかもしれないが、飲み会自体台湾では少ないみたいである。ちょっとさみしい。

いつもは家で台湾ビールを買い、コンビニのおつまみでちまちまと晩酌をする。狭いアパートでPCを眺めながらひとりビールをすすっていると、なんだか悲しくなってくる(やっぱりさみしい)。ずっとこんな感じでは病んでしまうので、たまには外で飲みたい。

そこで、金曜日の退社後は台中市内までバスで移動して市内の夜市や百貨店をぶらぶらすることが多くなった。外の空気を吸い、いつもとは違う場所に来て気晴らしすることは大事である。

市内で日本式の居酒屋を見つけては入り、値段の高さや味に満足できずがっかりすることも多かったので、何度か試しているうちに台湾式居酒屋の熱炒へ行くことになっていた。安くて美味しい熱炒は、台湾ビールに合う料理ばかり。でもひとりだと2−3品でお腹いっぱいになってしまうので残念だ。

帰りはバスもしくはタクシーに乗って無機質な工業地帯へ戻る。ちょっとお酒に酔っているので、台湾運ちゃんの運転の荒さに耐えられず吐き気がすることもよくある。

「ゆっくり走って」「急いでないよ」と伝えても、うまく伝わっていないのか、さらに加速されている気がし、運ちゃんは何を焦っているんだろうと不思議に思う。でも、よく考えたら車の中で吐かれたらたまらんと考えて、一刻も早くこの外国人を叩き降ろしたいと思っているかもしれない。運ちゃん、酒臭くてすまん。

次回、日本食が食べたい!怪しい日本名のメニューを試す

 

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