台湾現地就職日記38(日台の職場文化の違いその10・春節連休明けのオフィス)

台中の現地企業で働いていたときの日記を連載しています。
今回は、春節連休明けのオフィスの様子。連休明けは業務が溜まっているので鬼のような忙しさかと思いきや・・・。

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台湾現地就職日記(春節連休明けのオフィス)

外国人にとって退屈な春節が明けた。春節は前回の日記で書いたようにとても暇だったので、いつもより早く起床し、やっと営業再開した朝ごはん屋さんへ行き蛋餅と豆乳を味わう。出来たての朝ごはんが食べれる幸せを噛みしめる。豆乳を口に含みながら、新聞をぼんやり眺める。連休明けの出勤日を心待ちにしていたので、仕事できることが嬉しい。

連休明けのオフィスは、仕事が溜まってとても忙しく殺伐とした雰囲気だと覚悟をしていた。しかし同僚のほとんどが休みボケの状態で、連休はどこに遊びに行ったことや、渋滞が酷かったこと、お土産をみんなに配ったり、となんだか仕事をする雰囲気ではない。どうも様子がおかしい。だらだらとまだ連休中なんだろうか。だらだらムードのままお昼休みになってしまった。今日は一日このままの調子かな。

ところで、台湾では年に一回のボーナスがある。ボーナスは春節の連休前に支給される会社が多い。私は入社して3ヶ月だったので、貰えると期待していなかった(ほんのり期待感はあった)が、一ヶ月分の食費くらいのボーナスの支給があった。とても嬉しい。

台湾でボーナスの時期に増えるのは、なんと退職者。ボーナスだけはしっかりもらって退職する人が多いのである。なんとも現金であり、春節明けのオフィスは、退職者と有給休暇を使ってまだ連休中の人もいて空席が多い。なんだか寂しい。企業の社長は大変だなぁとつくづく思うのであった。

次回から、日本出張編その1・出張準備

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