よく台湾でおすすめのお土産は?という記事を見ますが、今回は日本の会社訪問の際に「おすすめしない」お土産について。手土産にパイナップルケーキや太陽餅をおすすめしない理由は?他にもいくつかおすすめじゃないものを紹介。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(日本人に「喜ばれない」手土産・・・?)
台湾から日本出張の際は手土産を持参する。毎回訪問先は10社を超えるので、軽くてかさばらない物が良い。台湾手土産の定番、パイナップルケーキを10箱持っていくなんて重くて大変。そもそも良く訪問する会社にはパイナップルケーキは喜ばれないことも多い(ような気がする)。私が入社する前の手土産は決まって「パイナップルケーキ」もしくは「太陽餅」だったが、私はこれに反対だった。
会社訪問時の手土産で「パイナップルケーキ」をおすすめしない理由
パイナップルケーキは台湾で一番無難でポピュラーなお土産で好きな人も多いのだが、台湾との取引が多い会社であれば、正直「またかこれか・・・」と思われることも少なくない。もちろんパイナップルケーキは美味しいが、カロリーが高く味も濃いので一個食べると満足。取引先からもらったパイナップルケーキが、バックヤードに大量に放置・・・なんてこともある。いつも深く考えず手土産にパイナップルケーキを選んでいるのであれば、ちょっと気を付けたほうがいいかもしれない。。。
会社訪問時の手土産で「太陽餅」をおすすめしない理由
(写真:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
太陽餅はパイ生地で餡子を包んだお菓子で。台中名物なのでよく持参していたらしい。味はなかなか美味しいが、皮がボロボロと落ちて綺麗に食べるのが難しい。オフィスでティッシュやゴミ箱の上で、落下物に気を付けながらもしゃもしゃ食べる姿を見ると、なんだか申し訳ないような気持ちになってしまう。自宅で食べるなら良いのだが・・・。
他、会社訪問時の手土産でおすすめしないもの
他にも「肉鬆/魚鬆」「肉乾」「蜜餞」「龍眼乾」なんかは、好みがハッキリ分かれるものなので、相手の好みがわからないのであれば、手土産としてはNGにしたほうが良いと思う。これらは日本人にとって食べ方がわからない得体のしれない物なので、パントリーで賞味期限切れを待つ置物と化してしまうだろう。
ここまで手土産としてはおすすめしないものを挙げたが、これらは私が日本への出張時に感じた実体験なのでご参考まで。個人的には挙げたものは好きなものばかりなので、食べたことがない人は試してみるといいでしょう。
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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