台湾現地就職日記31(日台の職場文化の違いその3・台湾の人の日本語)

台湾の職場は慣れると快適ですが、入社初期は驚きの連続でした。
そんな私個人が感じた職場文化の違いを連載しています。
今回は、台湾の人の日本語について。

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台湾現地就職日記31(台湾の人の日本語)

入社してから一ヶ月ちょっとが経過し、少しずつ業務にも慣れてきた。日本の取引先とのやり取りも、専門用語を調べ、部長に相談しながらやっていると段々覚えてくる。まだ新規開拓はできないが、既存の顧客のニーズには問題なく応えられている(はずである)。

私は日本人で日本で社会経験もあるので、取引先と交わすビジネスメールの作成は普通にできるが、同期はビジネスメールの作成時はいつも時間がかかる。ビジネスで使う日本語はとてもむずかしいようだ。

彼女は大学では日本語専攻で、日本語能力試験N1を持っていたので、入社時は自信満々だった。会話も問題ないし、読解能力もあるので日常会話なら全然大丈夫。しかし、実際のビジネスではN1で習ったことのない表現がたくさんある。彼女がメールを送信する前に、私が日本語のチェックをして修正する。N1の能力でも修正がかなり必要で、ほんとビジネスの日本語表現は難しいなーと思う。

ところで、私と同期より2ヶ月前に入社した先輩とは基本日本語で会話している。日本語がとても流暢で優しい。仕事で発注ミスをしてしまったとき、中国語でお叱りを受けるが、そのときは感情が昂ぶっているのかすごく怖い。中国語を話すとこんな性格なのかな?

しかし私はその中国語がわからないので、私が「?」の表情をしていると日本語で叱ってくれる。日本語だと「いい?わかった?」と、とても優しく可愛い。せっかく怒ってもらっているのになんだか申し訳ない気持ちになる。

ちなみに、私が話す中国語はオネエキャラのような感じらしい。

中国語を教えてくれる先生には女性が多いため、多くの外国人男性はオネエキャラになっちゃうらしいのだ。無意識に「討厭呢~(やだもう~)」とか言っちゃっててとても痛いが、本人は全く気付かないし、周りも面白いらしく指摘してくれず、外国人男性はオネエキャラが確立するのであった。

次回、同僚が消えた?!中小企業の離職率

【現地企業・日台の職場文化の違い】

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