台南では、5月4日より6~11歳児童を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種が始まりました。台南にはこの年齢層が約9.1万人いて、約3.6万人の児童がワクチン接種を希望しているとのことです。この日はモデルナ通常量の半分で接種が行われました。また、今週中にファイザーのワクチンが台湾へ到着する見込みだそうです。ファイザーは接種可能年齢が5歳からとなっています。どちらのワクチンも臨床実験では認められなかったものの、極稀に心筋炎が起こるという報告があります。
オミクロン変異株の流行期間、ワクチン接種をしていない子供は、ワクチンをしている子供よりも入院する確率が2.1倍高い、とも言われています。今後も注意が必要です。
衛福部:兒童COVID-19疫苗接種https://www.cdc.gov.tw/Category/QAPage/GP9ID_QaDJzhta4tniP70g
台南市政府:兒童疫苗開打首日 黃偉哲到現場關心 叮嚀小朋友打完還是要戴口罩https://www.tainan.gov.tw/News_Content.aspx?n=13370&s=7890695
早稲田大学&大学院で医療人類学修了、姉妹校の高雄医学大学医学部編入、医師免許取得後、台南の医学センターで研修を終え、消化器内科フェロー、チーフレジデント。台南出身の妻と娘の三人暮らし。早大時ヒマラヤ未踏峰初登頂(6,650m)を果たすが、登山パートナーの死を契機に医学の道へ。日本の鍼灸国家資格も取得済で東西の医療に通じた総合診療、消化器内科医を目指す。
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