台南生活〜コロナ禍の思い出(入院編)〜

昨日の我が子の寝言であまりぐっすり寝られていませんが、コロナ禍の休校なので、昼も寝られそうにありません。子どもが昼寝したら寝ればいいじゃんとお思いかもしれませんが、基本的に人が寝る時間とわたしの眠たくなる時間は違うものなのです。そんな母子シンクロしないのです。現実。

そして出産編からのつづきです。果たしてどうなるのか。

出産したら、それで終わりではなく、次は子に乳を与えるわけでが。悲しいことに母乳は自動的に出てくるものではないそうです。自動的に出てくると思ってた。「最初は母乳が出ないけど、赤ちゃんに吸わせることによって出てくる。出ない場合はマッサージ(陣痛といい勝負ぐらいの激痛らしい)して開通させます。」とのこと。手術でフラフラのわたしができるのだろうか。「母乳」そう、母の乳と書く。病室に入ってきたお医者さん、看護師さんが主人と話していました。ここは中国語だったので当然何を言ってるかわからないのですが。

わたし「なんの話してたん?」

主人「ミルクの話」

わたし「・・・ほほ。(ついに来たかこのときが!ゲッソリ。)」

主人「やめたから。母乳。」

わたし「ん?」

主人「手術の傷も痛いからネ、母乳やめたよ。無理や無理や。僕、ミルク缶買いに行くね。」

光の速さで買い物に行く主人の背中を見つつ、病室に取り残されるわたし。

そして音速で主人は戻り、しばらくして別のお医者さんが「母乳の時間だけど・・・?する?」とわたしに言いに来ました。(多分完全ミルクになると聞いてなかったらしい。)母乳はやめてミルクにしましたと伝えると、

医「え、そうなの!?」

わたし「は・・・はい。」

医「じゃあ、ワイヤー入りのブラ持ってる??早くワイヤー入りのブラをして!形が崩れるから!」

わたし「スポーツタイプはあるんですけど・・・。」

医「あ、まあ、それでもいいですから、早くしましょう。」

わたし「母乳とミルクに違いはありますか?母乳の方がいいんでしょうか。」

医「あ?いっしょいっしょ。とりあえず、早くブラジャーしてくださいね。」

外に貼ってある「母乳最高」のポスターはなんのために貼ってあるのかわかりませんでしたが、どっちでもいいそうです。それよりもさっさとブラジャーをせよと。百歩譲ってスポブラでも良いと。

そして果物片手に見舞いにきた姑が、もう母乳でたんかと聞いてこられたので、完全ミルクの旨を伝えると、「え!完全ミルクなの!?いいじゃないの。あ、ブラジャーしなきゃ!今持ってる?あれは本当に形がなくなるから!気いつけや!」と言って去られました。医師と姑から乳の形をかなり心配され、むしろ「痛くなくていいじゃん。」と言う結論に至りました。なので我が子は初乳さえ飲んでません。

なんか免疫があるとかなんとかで、どっかの団体は母乳育児を推奨されていますが、今のミルクは母乳とほぼ変わらないので大丈夫だそうです。免疫があると聞くとドキッとしますが、人間の免疫は、お腹にいる時に与える方が多いので大丈夫だそうです。(だから妊娠中に百日咳等の予防接種受けるんですね)

現実、完全ミルクに決まった時の現場はこんな感じでした。日本では「母乳神話」と言うものもあるそうですが、母乳が出なくて困っているお母さん、出るけどもう限界、ミルクに変えたくて悩んでいるお母さん方、大丈夫です。ただ、ブラジャーはせよとのことです。必ず。

そして、母乳じゃないとスキンシップが足りなくて愛情不足になるのではないかとお悩みの方、そんなことはありません。常に母の足元に駆け寄ってニコニコしてくれる我が子を見るとそんな感じもないので。愛情たっぷりです。そして母乳だったかミルクだったかとか当の本人は覚えてないと思います。(自分も覚えてないし)そうなると母乳どころか水も出ない父親はどうなるんだと言うことになるので大丈夫です。わたしはどちらがいいといいたいわけではありません。両方いいと思います。そして両者ともメリットデメリットはあるわけです。

母乳のメリットは無料でポータブルですぐ出せるという点でしょうか。デメリットは赤ちゃんの月齢が経つにつれて噛まれて結構な怪我をすると言うことろでしょう。また、ミルクについてもメリットデメリットが当然ありまして、メリットは痛くない。楽。そのうち一人で飲めるようになる。デメリットは結構お金がかかり、お湯がないとできない&すぐにできない(冷却しなければならないので)ので、赤ちゃんがギャン泣きしているのを待たせなければならない。と言ったところでしょうかね。大丈夫、泣いてても待ってるから赤ちゃんは。

そんなミルク缶育ちの我が子は今日も元気に暴れまわっております。

最近風邪ひいたりウイルス感染症にかかったりしましたけど、すぐ治りました。ほっ。

コロナ休校、これ4日目。

はあ・・・。

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