突然ですが、台南子育て日記(コロナ禍の思い出)と題名を変更いたしました。
コロナワクチンも進んでいる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。ワクチン接種を予約したのですが、その直前に急性胃腸炎になり、胃痙攣気味で発熱してしまい、ワクチン接種断念を余儀なくされた吉川です。
11月も接種予約がありますので、朝10時からPCの前に齧り付いて予約を取りました。
早く取らないと、近所の病院で接種できなくなりますので、いの一番を争って予約を取りました。人気バンドのコンサートチケットをとるかの如く、予約を取りました。
さて、そんなかでも台湾で子育てですが、我が子も成長するに従って色々複雑になってまいりました。
理由のわからない機嫌の悪さを始め、謎の二時間ごとの夜泣き(毎日ではない)など、多岐にわたります。
今回は「食」をテーマに考察していこうと思います。
そういえば、台湾のお子様はどんな離乳食(完了食)を召し上がっているのでしょうか。あまりその辺りの情報がないので、うちはほぼ「和風」または「吉川家伝統食」になっております。
最近は色々食べるようになりましたので、この前は子ども大好き「シチュー」を作りました。
寒いのでね。少し寒い日にはあったかシチューと決まっているのです。
スーパーへ行くと、日本のシチュールーが売っていますので、ここは日本式で調理できるという優れものです。カレールーとシチュルーは日本の家庭には欠かせないものではないでしょうか。ヨーロッパではこれを手に入れることは非常に困難であるらしく、わざわざアジア系のスーパーへ行き、高い値段で買わなければならないと聞きました。しかし、在庫があるかどうかは運次第。
そこは台湾。素晴らしいと思います。日本のものがすぐに手に入るという主婦には嬉しいことです。
というわけで子ども用と大人用でシチューを作り、夕食。走って暴れ回る我が子を引っ捕らえて食卓へ。
私:さ、いただきまーす。お食べ。
我が子:・・・。(すげー見てる。)
私:おいしいよー。食べてみな。シチューっていうんだよ。
我が子:・・・。(スプーンでつつく。)
私:おいしいなー。○◯ちゃん、シチューっておいしいなあ。
そういうほぼ独り言のようなやりとりをしている最中、我が子はスプーンでシチューをすくうと・・・
べちゃ。
はい、床に捨てました。
私:ぬあああああああああああああああ!
我が子:ニヤニヤ
子どもが好きだと思っていたのですが、シチューはそこまで好きな味ではなかったようです。それからというもの、シチューを床に投げ、天井に投げ、手でこねこねし始める始末。我が子の頭がシチューになっていました。
床に散乱したシチューは後で片付けるとして、しばらく我が子を観察していると、シチューの半分は口に入れて咀嚼、からの吐き出し。もう半分はスプーンOR手掴みで床に捨てる。結局この日は何をどれだけ食べたのか・・・。心配になり食後にバナナを与えてもあまり食べず、床へ捨てていました。
お腹すいてなかったのかな。
と結論づけて気を取り直し、片付け。こんなことで、へこたれてはいけないのです。
次の日はもう面倒くさくて大人と同じ、焼き魚と味噌汁、ご飯という和風な組み合わせにしました。
すると、残さず食べるどころか、人の分まで奪う始末。父の味噌汁まで手を出していました。
そうか、君は味噌汁なんだなと。焼き魚なんだなと。
子どもでも精進料理のようなものが好きな子もいるようです。ちなみに我が子は納豆が好きで、よく食べる。ここは台湾なんだけど・・・。納豆地味に高いんだが?
謎の関西弁ポテト好き台湾人と結婚のち、台南へ移住。日本では日本語教師として関西圏で勤務。台南でも日本語教師、日本語教師向けのセミナー講師としてあらゆる年齢層に教えている。
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