台南市日本人協会の会員より、毎月1回、台南生活コラムをお送りいたします。
愛する台湾ビール
文/奥西克彦
台南市日本人協会にはビール愛好会があり、1〜2ヶ月に一度の頻度で活動をしています。活動場所は日本式居酒屋か熱炒店(台湾式居酒屋)で、毎回美味しい料理と台湾ビールを楽しんでいます。
日本式居酒屋や熱炒店においてあるビールはたくさんあります。台湾や日本のビール、中国、東南アジア、西洋のビールなど、お店によって取り扱われているビールは異なります。
熱炒店にて台湾のビールでよく飲まれている台湾のビールは、それぞれ「台啤」、「金牌」、「18天」という略称で呼ばれている3種です。

台啤は一番手頃な価格ですが苦味があるので好みが分かれるビール。金牌はスッキリした味わいで一番人気が高いです。18天はその名の通り賞味期限が18日。少しフルーティな香りを楽しめますので、ビールが苦手な方でも飲みやすいと思います。
普段は初めの一杯目では一番美味しい「18天」を飲んで、その後は「金牌」、「台啤」と繋いでいくことが多いです。
お店によっては台湾ビールの生ビールを提供していますが、それよりもこの「18天」の方が個人的には美味しくて好きですね。

日本ではビールグラスに氷を入れて飲む方はほとんどいないと思いますが、台湾ではビールを美味しく飲むために氷を入れる人も少なくありません。初めは抵抗があるかもしれませんが、やってみるとキンキンに冷えたビールをずっと楽しめるのでハマります。台湾ビールはさっぱりしているので、氷を入れて飲むのに適していると個人的には思います。
日本式居酒屋には日本のビールを取り揃えているお店も多く、アサヒ、キリン、サッポロ、モルツ(サントリー)、オリオンのうち2〜3種類のビールを提供しているイメージです。生ビールも取り扱っているお店もあり、黒生ビールが飲めるお店もあったりします。
日本式居酒屋や熱炒店ではなく、酒吧(BAR)では台湾ビールの取り扱いがあるお店は少ないですが、その代わりに台湾の地ビール(精釀啤酒)を提供しているところが多いです。本格的な地ビールから、マンゴーやパイナップル、パッションフルーツなどのフレーバーの入った甘めのものなど、台湾の地ビールは種類もめちゃくちゃ多いです。美味しい地ビールを求めて酒吧巡りをするのも楽しそうですね。でも、地ビールは一本あたり150〜300元(700〜1400円)くらいするので安くありません。

コンビニやスーパーにもビールはたくさん取り扱いがあります。台湾ビールにはマンゴーやパイナップル、ブドウや桃などの味のビールがあり、ノンアルコールの台湾ビールもあります。また、日本のチューハイや各国のアルコール飲料もあるので、家飲みで飲み比べをするのも楽しそうですね!
台南市日本人協会のビール愛好会は次回8月末での開催を予定しています。会員でなくても協会に興味のある方はご参加可能ですので、ご参加希望の方はメールをいただければと思います(連絡先:info@tainan-jp.com)。
では、みなさん、良いビールライフを!


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