就職活動編が終わり、前回から就職開始時の日記です。
台湾企業でのちょっとした驚きの日々を書いています。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記22(ビジネスで使う中国語)
台湾企業への初出勤で、同じ会社内の同僚の中国語の名前が覚えられない。職場が同じなのに名刺をもらうのもなんか変だし、メモを取って覚えるしかないのか・・・と仕事を始める前からちょっと憂鬱に。とりあえず、自分の業務に関係ある人から覚えていこう。それにしても、台湾の人名の漢字は難しい人もいるので、書くのも一苦労だ。
一通り会社内の見学と挨拶を済ませた後、まずはパソコンの設定をする。メールアドレスや会社内システムの使い方を教えてもらう。・・・まずい、考えたら当たり前だがパソコンの設定画面やシステム、Officeソフトに至るまですべて中国語だ!「@」の読み方もわからなかった私は、まるでパソコンを初めて触った赤子のような状態ではないか。教えてもらっている最中も、動作ひとつひとつの中国語を確認しながら作業を進める。とても遅い。担当の方は文句一つ言わずゆっくり教えてくれる。遅くてごめんなさい。
EXCELを開いてみるが、どれが何のツールなのかほとんどわからない。これかなーなんて、ツールバーからクリックすると何か「・・・沒有!」と注意のウィンドウが出てくる。何が沒有なんだろう。EXCELだけでなく、WordとPowerPointも全部中国語版で、何が何やらわからない。これは非常に困った。まぁ、時間が解決するだろうとそっとパソコンを閉じ、お昼ごはんは何にしようかと現実逃避をするのであった。
次回、ランチ決め
バックナンバー↓【就職活動・面接編】
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
⑦(面接のチャンス到来)⑧(台中への面接) ⑨(いよいよ面接!)
⑩(台中での面接その2) ⑪(台中での面接その3)
⑫(台中での面接その4) ⑬(面接から数日後の話)
【就労ビザ取得まで】
⑭(内定から仕事開始までその1・就労ビザ取得の流れ) ⑮(内定から仕事開始までその2・会社との契約書内容)
⑯(内定から仕事開始までその3・ワーキングホリデービザからの切り替え)
⑰(内定から仕事開始までその4・労働許可申請)⑱(内定から仕事開始までその5・引っ越し作業))
⑲(内定から仕事開始までその6・就労ビザ申請)⑳(内定から仕事開始までその7・居留証の申請)
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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