日本から台湾へ移住して10年目を迎えた奥西です。
いまは台南に住んでいますが、台中に就職していたころの話を掲載しています。
前回の話はこちら↓
バックナンバー↓
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
台湾現地就職日記⑧(台中への面接)
台湾での就職を決意し、台湾の求人サイトに登録して一ヶ月ちょっとが経過。この間に何度か面接のチャンスはあったが逃してきた。そこに台中からの面接の電話。やった!面接だ!と、すでに内定をもらったように喜ぶ(面接がゴールと勘違い)。
なんせ台湾での初面接なので、ちょっと緊張。さすがに初面接で採用されることはないだろうなー。不採用なら台中まで面接の練習に行くのは遠くないだろうか?ひょっとしたら、採用してもらえるかもしれないという淡い期待も湧いてくる。採用されたら台中に住んでみるのも悪くないな、と会社付近のアパートなんか検索したりもして、すでに内定気分。
面接当日、台南火車站から台中行きの切符を窓口で購入する。乗車券販売の窓口のお姉さんに中国語が上手だね、なんて言われて気分も上々。こりゃ面接ももらったな、と気を良くした無職日本人男性は列車に乗り込んで朝ごはん代わりの鐵路便當を頬張る。鐵路便當の肉も今日はいつもより大きい気がする。
面接時間までかなり余裕があるので、台中駅付近でコーヒーでも飲んでからゆっくり移動、台中駅から会社まで距離があるからタクシーを使おう、と前回野犬に追われた経験から安全策を取ることに。すべてが順調。タクシー内で面接の受け答えのシャドーイングをしながら移動。
タクシーが面接の会社に到着。受付を済ませ、会議室で面接官を待つことに・・・
次回、いよいよ初面接!
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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