台湾全土における感染状況の警戒レベル第2級への引き下げ(7月27日~8月9日)

日本台湾交流協会より転載

 7月23日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、7月27日から8月9日まで、台湾全土における感染状況の警戒レベルを第2級に引き下げることを発表していますので、台湾に在留或いは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。

台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース(仮訳)

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/e0v8zImE3rGJ0072A86NHA?typeid=9

<タイトル>
 指揮センター(CECC)は、7月27日から8月9日まで、感染状況の警戒レベルを第2級に引き下げる。各人の健康を守るため、人々に引き続き感染対策措置への協力を要請する。

<本文>
 中央流行疫情指揮センターは本日(23日)、以下の通り表明する。域内の感染状況や他国の規制措置及び経験を踏まえ、また、各地方政府と協議した後、指揮センターは、7月27日から8月9日まで、感染状況の警戒レベルを第2級に引き下げることを決定した。各省庁は指揮センターが発表した一般原則に基づきガイドラインを別途制定することができ、また、各地方政府はその原則の下、感染状況の必要性に応じて調整の余地があるが、人々が遵守しやすいように、関連のガイドラインは具体的で、明確である必要がある。説明は以下の通り。

一、一般原則
1 飲食時を除き、外出時は常時マスクを着用する。
2 実名登録制を確実に実施する。
3 ソーシャルディスタンスを維持する。
4 営業場所及び公共エリアでは人の流れの管理や人数制限を行う:室内では少なくとも1.5m/人(2.25平方メートル/人)、室外では1m/人(1平方メートル/人)
5 集会活動における人数の上限は、室内50人、室外100人。仮に人数を超える場合は、感染対策計画を提出する必要がある。
6 飲食店でのイートインの原則は、衛生福利部の規定に基づいて実施する。

二、冠婚葬祭の開放
1 葬儀を実施する際は内政部の感染防止規定を遵守する。
2 披露宴を実施する際は1部屋室内50人、室外100人を上限とする。また、飲食ガイドラインを遵守し、他のテーブルに移動しての乾杯は禁止する。

三、引き続き閉鎖をする場所
1 レジャー娯楽場所:カラオケホール、ダンスホール、ナイトクラブ、クラブ、レストラン(接待を伴う)、バー、ラウンジ、MTV、KTV・カラオケ、理容院(観光理髪、視聴理容)、ゲームセンター、ビデオゲームセンター、ネットカフェ、麻雀荘、ボードゲーム場及びその他の類似した場所。
2 教育学習エリア:コミュニティカレッジ(秋期クラスの申し込みを開放するが、対面授業は実施しない)、高齢者向け学習センター、自習室、プール等、その他の類似した場所。

指揮センターは、人々の努力と協力により、域内の感染状況は引き続き安定的に抑えられており、感染対策と民衆の生活の質を共に考慮しつつ、感染対策の規制措置を徐々に緩和していくことを表明する。指揮センターは、感染対策は全ての人々が引き続き共に努力する必要があると注意喚起するとともに、民衆に対し感染対策措置を引き続き遵守し、また、個人の感染対策の良い習慣を維持するよう要請し、マスクの着用、手洗いの実施、ソーシャルディスタンスを維持することにより感染リスクを下げることができ、人々の健康や安全を守ることができると表明する。

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