
昨日(7月12日)のラーメン炊き出し活動に続き、本日も被害甚大である七股区にて支援活動を行いました。国華街の有名店「永楽焼肉飯」の特製弁当250人前を、野崎孝男名誉理事長、奥西理事長と大洞が、地元の方々の手もお借りして被災者の方々にお配りしました。郭国文立法委員、黄偉哲台南市長も応援にかけつけてこられました。
台風から一週間が経った今も停電の続いているエリアがあり、台南市から嘉義県にかけての広範囲で爪痕が深くえぐれています。配布場所の周辺でも道路標識や信号や電信柱が横倒しになっていたり、屋根瓦やれんがが損壊していたり、集落の道の両脇に廃棄された家具やゴミが延々と連なっていたりします。
配布時刻には、家屋の修繕作業中と思われる汗だくの方々が長い列をつくり、お弁当を持ち帰っていかれました。協会は、被災者の皆様に心よりお見舞い申しあげますとともに、ささやかながら今後も復旧のお手伝いを続けてまいります。







(だいどうあつし) 作家、翻訳家、三線弾き。1984年東京生まれ。「人がより自然に、シンプルに、活き活きと暮らせる町」を求めて、2012年より台南在住。日本蕎麦屋「洞蕎麥」を5年間経営後、翻訳事務所「鶴恩翻譯社」を運営。日本語著書『台湾環島 南風のスケッチ』、中国語著書『遊步台南』、共著『旅する台湾 屏東』、翻訳小説『フォルモサに吹く風』『君の心に刻んだ名前』『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』。

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