
ご来台中の長崎県平戸市長・黒田成彦ご一行様が、総統府にて頼清徳副総統と面会されたあと、台南の当協会へも足をお運びくださいました。野崎理事長、奥西理事、大洞理事の三者でお迎えし、鄭成功をはじめ相撲、漁業といった両都市の共通項を活かした、将来の民間交流や観光の可能性について、有意義な情報交換を行うことができました。
平戸観光でいま注目されているのが、お城に宿泊できる豪華でロマンティックなプラン。ご興味をお持ちの方は「懐柔櫓」のウェブサイトをご覧ください。

17世紀の台南を舞台に、オランダ統治時代から鄭成功の政権樹立までを、オランダ人牧師の娘・原住民の娘・鄭成功配下の将軍という三者の視点から描いた長編大河小説『フォルモサに吹く風』(陳耀昌著、大洞敦史訳、東方書店)。平戸の話もしばしば出てきます。

頂戴した「鬼洋蝶」という凧と、観光パンフレット。

(だいどうあつし) 作家、翻訳家、三線弾き。1984年東京生まれ。「人がより自然に、シンプルに、活き活きと暮らせる町」を求めて、2012年より台南在住。日本蕎麦屋「洞蕎麥」を5年間経営後、翻訳事務所「鶴恩翻譯社」を運営。日本語著書『台湾環島 南風のスケッチ』、中国語著書『遊步台南』、共著『旅する台湾 屏東』、翻訳小説『フォルモサに吹く風』『君の心に刻んだ名前』『台湾 和製マジョリカタイルの記憶』。
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