第六回例会/講演会のご報告

2月26日、第6回例会/講演会が榮美金鬱金香酒店にて開催されました。
(ホテルについてはこちらのページにて別途紹介しています)

講演に先立ち、第2回会員大会が行われました。予算の説明、採決が無事終わり、続いて豪華賞品が当たるお楽しみの抽選会が開催されました!カゴメ食品様の詰め合わせセットや日本産のお米などなど盛り沢山。
当選された皆様おめでとうございます!

さて今回は、「牛肉」をテーマに趣の異なる講演の2本立てです。

「喜怒哀楽の焼肉起業記」(講演:大槻氏)

最初は大槻一郎常任監事に「喜怒哀楽の焼肉起業記」というタイトルでご講演いただきました。
焼肉が大好きでスローライフを求めて台南で焼肉店経営を始めた大槻さん。店が軌道に乗ったと思えば火事で営業一時中止、、新店をオープンして売上が伸びたと思えば従業員の派閥争い、、、

舉步維艱、一歩一歩に悩み苦労した経営の思い出を語ってくれました。繰り返されるチャンスとピンチ。ジェットコースターのような波乱に満ちた経営半生、まさに涙と笑いに溢れたお話に参加者の皆さんも興味深く聴き入っていました。経営されている焼肉店「貴一郎」は台南で本物の和牛を手頃な価格で堪能出来るお店です。お話聞いているうちに焼肉の香ばしい煙が恋しくなってきました!

「台湾の牛肉食」(講演:黒羽氏)

2本目は黒羽さんに「台湾の牛肉食」というタイトルで講演会頂きました。黒羽さんは成功大学で歴史学の研究員をされており、当協会会員による台南日記コラム編集長も担当して頂いています。

牛肉といえば台南名物でもある牛肉湯が非常に有名ですが、台湾では伝統的に牛肉食タブーがあり、歴史的な意味合いのある特別な食材です。なぜ台南で牛肉料理が名物?という素朴な疑問からお話が始まりました。
その疑問に答えるべく、数百年にわたる台湾の歴史を牛肉の視点から俯瞰的に解説し、黒羽先生独自の推理を展開していただきました。台南名物の牛肉湯も80年代以降急速に広まった新しい料理?!と驚きの事実が!牛肉を通して見る台湾の歴史は非常に興味深いエピソードの連続でした。
講義の最後は日本と台湾の牛肉食の違いや、皆さん各々こだわりの牛肉の食べ方を議論していただき、盛り上がりの中講演会は終了しました。

本日はお2人様、素敵なご講演ありがとうございました。

次回の例会/講演会

「辺境の落語家の噺」

講師:戴開成氏(落語家)

13:30入場開始
14:00-15:00講演&落語
15:00-16:00懇談会

日時:2022319日(土)14:0016:0013:30開場)
会場:榮美金鬱金香酒店(ゴールデンチューリップホテル)
住所:台南市北區海安路三段50號
参加費:会員無料/非会員100元
※詳細・お申込み方法は後日

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