第10回例会、講演会の報告

本日もお二人の講師による2本立てで開催されました。

前半は、
講師:黒瀬恵美先生
(長栄大学応用日語学系副教授)

「台湾での日本語・日本文化教育の経験」

台湾の大学・高校での日本教育の諸問題、日本文化を知ってもらうための様々な取り組み、語学教育の将来像、お使いの教材、少子化が大学での日本語教育に及ぼす問題、さらに高級専業人士として帰化申請する方法などについてお話いただきました。

現在も実際に授業で使われている教材による日本語授業の様子や、日本の神話からアニメ・ドラマまで幅広く考察された文化講演の一部をユーモアたっぷりに披露して頂き、盛りだくさんの内容でした。

後半は、
王毓正先生(国立成功大学法律学系副教授)

「蘭嶼タオ族の食文化と自然共生の知恵」

原住民タオ族の人々が多く暮らす台湾南東部の離島・蘭嶼(らんしょ)でのフィールドワークのご経験をもとに、トビウオに代表される特徴ある食べ物や、自然と共生するための知恵についてお話いただきました。
また法学部副教授ならではの視点から、豊かな自然を守るための法的な意義、また環境悪化や失われつつある伝統技術など、様々な角度から島の魅力と課題を伝えて頂きました。
タオ族語の挨拶も勉強出来ましたので、いつか蘭嶼に行って現地の方と会話してみたいですね。

お二人の講師の皆様、本日はありがとうございました!

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