「魔幻台灣(マジカル台湾)」展、大阪へ! 祈願イベントに参加

先日、来る8月10日より日本の大阪で開催される「魔幻台灣(マジカル台湾)——台灣文學展」の成功を祈願する壮行会・記者会見にご招待いただき、参加してまいりました。会場となったのは、台南が誇る歴史的な信仰の中心地、台湾府城隍廟。文学と信仰という、これまでにない分野を越えた連携が実現した、非常に意義深いイベントでした。

この「魔幻台灣」展は、台湾文化部が主催する「We TAIWAN」シリーズの一環として、国立台湾文学館が企画したものです。展示の主軸は「妖・魔・鬼・怪・神・霊」。日本の「妖怪文化」にも通じる、台湾文学における独特で幻想的な世界観を日本の皆様に紹介する、大変興味深い試みです。

特に印象的だったのは、文学館の陳瑩芳館長のお話です。展示期間が台湾の「中元節」と日本の「お盆(盂蘭盆節)」に重なることから、このテーマが選ばれたとのこと。30を超える団体、総勢300名以上の方々の作品が集結した「文学のナショナルチーム」が、ここ台南から世界へ向けて出発する──その熱意に、心を打たれました。

この度の壮行会に、私たち台南市日本人協会がご招待いただけたことを、大変光栄に思います。神々が祀られる荘厳な城隍廟で、文学に描かれた神や霊たちの物語を日本へ送り出すための祈りを捧げる。その神聖な場に立ち会えたことに、深い感銘を受けました。

このような文学や文化を通じた交流こそが、政治や経済の関係だけでは測れない、日台双方のより深い相互理解と、心と心の「絆」を育むのだと改めて確信いたしました。同じ時期に祖先の霊を敬う文化を持つ私たちが、このテーマを通じて台湾の精神世界に触れることは、きっと素晴らしい体験になるでしょう。

本展が大阪で大きな成功を収め、日本の皆様に台湾の新たな魅力が伝わることを、台南の地より心から願っております。

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