コロナ禍で日本の家族が台湾に来れなくなっておおよそ2年半が過ぎました。コロナの流行は収まりつつあるものの、まだまだ自由な行き来ができず、家族と会えていない方も多いのではないでしょうか。今年の4月12日から、居留証を持つ外国人が家族を呼び寄せるための「親族訪問ビザ」の申請が可能になりました。
6月に赤ちゃんが生まれたので、家族と会ってもらいたい・・・
そこで7月中旬に僕は家族を呼び寄せすることにし、6月頃から準備を進めてきました。今回は、僕が家族を台湾に呼ぶためのビザ申請について共有します。同じく家族を台湾に呼びたい方の参考になれれば幸いです。
日本の親族が台湾に入国するまでの流れ
申請書類については、下部詳しいリストを記載しています。
ビザの発給を待ってから、航空券を予約します。
コロナ禍で欠航や遅延の可能性の高いLCCはこの時期避けたほうが良いかもしれません。
Asia Yoのサイトでの予約がわかりやすくて便利。
台南よりも台北や高雄の隔離ホテルの選択肢が多く安かったですね。
予約後に隔離ホテルの予約確認表が届きますので、スマートフォンに保存するかプリントアウトしておきましょう。
最新情報は台北経済文化代表処の「台湾入国時のPCR検査について」を御覧ください。
2日以内(搭乗日含まず)に検査したPCR検査の陰性証明書が必要です。
PCR検査に関して必要な項目はこちらを御覧ください
搭乗日は以下の持ち物をお忘れなく。
・パスポート
・航空券
・隔離ホテルの予約表
・PCR陰性証明書
・入国検疫システム記入後の画面(スマホで提示)
親族訪問ビザ申請に必要な書類
- パスポート(残存期限が6ヶ月以上必要)
- パスポートの顔写真のコピー
- 申請書(リンクのウェブから記入し、プリントアウトしてサインする)
- カラー顔写真2枚(サイズ[横3.5x縦4.5cm] / 頭部3.2~3.6cm / 6ヶ月以内撮影)
- 日本の戸籍謄本 1通(親族関係を証明するための書類)
- 呼び寄せ人の居留証もしくは身分證の両面コピー
- 現住所証明(運転免許証、健康保険証など)
- ビザ申請費用5,300円(シングルのみ)
ビザ申請書はウェブからの記入、英語か中国語のみなので、僕が代わりに入力しました。入力後、プリントアウトして下部にサインを忘れずに。
親族訪問ビザの申請から入手まで
日本国内で最寄りの管轄区域へ行きビザの申請をします。
地域によっては予約が必要な分処もありますが、大阪分処は予約が必要ありませんでした。
各分処によって予約が必須だったり、時期によっても受付方法が異なるので、事前に確認しましょう。
親族訪問ビザの申請からビザ交付までは10日前後でした。
ビザを取得してから台湾入国可能な期限は90日間でした。
このビザ期限内に台湾に入国、台湾に入国した日から最大60日間の滞在ができます。
家族訪問ビザはシングルの停留ビザです。台湾に入国後に出国すると、ビザは無効となります。再入国はできませんのでご注意ください。
親族訪問ビザに関しての申請方法から台湾入国までの手続きは以上です。
なお、この記事は2022年7月時点での情報ですので、ビザ申請に関する最新情報は台北経済文化代表処のサイトからご確認ください。
うちの母は中国語も英語もできないので、台湾入国時の書類の記入やSIMカードの入れ替えなど、到着後にも苦労しました。親族の方が台湾に入国する日は、いつでも連絡を受け取れるようにしておきましょう。
参考:台北駐大阪経済文化弁事処「家族呼び寄せ、親族訪問のビザ申請」
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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