突然の一斉休校と自主学習(その一)

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【突然のリモート教育】

台南在住の関口です。

新型コロナウイルス感染者急増に伴い、台湾では幼稚園から小中高校、大学まで全ての学校が5月19日から一斉休校、一斉休園と決まりました。教育部(文部科学省に相当)からは、学校がリモート教育を提供し、家庭で自主学習をするようにとの方針が示されました。

さて、「リモート教育」という重圧が突然、台湾中の教育機関に降りかかったわけですが、果たしてうまく対応できたのでしょうか。

我が家には中学生1人、小学生2人の子どもたちがおり、また私自身が大学に、妻が幼稚園に勤めている関係で、幼稚園から大学まで、台湾のリモート教育の状況がどんな感じなのかを、お話することができるかと思います。もちろん、我が家のケースに限って、ですが。

まずは、次男と長女が通っている公立小学校と、長男が通っている公立中学校についてです。一斉休校の発表は本当に突然でしたので、正直なところ、学校は非常に混乱しているように見受けられました。次男と長女が行っている小学校では、学校のサイトから自主学習ページに入り、自分の学年のところにある映像教材を見ておきなさい、といった程度の指示しか受けませんでした。出席を取るわけでもなく、児童と教師とのインタラクションの時間を設けるでもなく、家庭での時間の使い方は親に丸投げといった印象を受けました。また、長男の行っている中学校は休校一日目はネット対応が間に合わず、アクセス過多で接続すらできない状態でした。二日目からはちゃんと繋がったようですが。

うちの子たちのケースに限って言えば、第一週のリモート教育への対応は総じて「グダグダ」だったと言えるでしょう。しかしこれが二週目には改善していくことになります。この部分については次回、お話しすることにしましょう。

台南のコロナ対策の最新情報はこちら

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