
5月6、7日(土日)午後、台南市郊外の新營文化中心にて、劇団「シアターRAKU」による『テラヤマ音楽劇★くるみ割り人形』(寺山修司版★胡桃鉗)が上演されます。アフタートークの司会と通訳は大洞がつとめます。
シアターRAKUは流山児祥氏が主宰する、創立26周年を迎えるシニア演劇のパイオニアで、平均年齢68歳、最高齢の方は79歳です。2016年からたびたび台湾で公演をされており、今回で四度目となります。
チャイコフスキーのバレエ組曲の原作でもあるホフマンのメルヒェン「くるみ割り人形とねずみの王様」を元に、寺山修司氏がアニメ映画としてシナリオを書いたものの、実現に至らなかった幻の名作が、寺山修司没後40周年記念認定事業として演劇化されました。台湾の皆様、ぜひ足をお運びください。
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OPENTIX 2023新營藝術季《寺山修司版-胡桃鉗》

(だいどうあつし) 作家、翻訳家、三線弾き。1984年東京生まれ。「人がより自然に、シンプルに、活き活きと暮らせる町」を求めて、2012年より台南在住。日本蕎麦屋「洞蕎麥」を5年間経営後、翻訳事務所「鶴恩翻譯社」を運営。日本語著書『台湾環島 南風のスケッチ』(書肆侃侃房)、中国語著書『遊步台南』(皇冠文化)、翻訳小説『フォルモサに吹く風』(東方書店)、『君の心に刻んだ名前』(幻冬舎)。
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