台湾入境時の検疫措置の強化

台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース(仮訳)

<タイトル>
 デルタ変異株の世界的な流行を踏まえ、6月27日0時から、入境者への検疫措置を全面的に強化する

<本文>
中央流行疫情指揮中心(CECC)は本(25)日、以下のとおり表明する。世界保健機関(WHO)は、現在、世界85カ国を超える国でデルタ(インド)変異株の感染例が確認されており、欧州疾病コントロールセンター(ECDC)はその感染力はアルファ(英国)変異株より40~60%高いと評価している。国際社会におけるワクチン接種率が高い一部の国々(イスラエル、英国等)では、近頃、感染者数が再度増加しており、また、デルタ変異株の感染症例が7割以上であることが確認されている。さらに、台湾では、ペルーからの域外感染症例にデルタ変異株が検出されており、また、近隣のバングラデシュ、インドネシア等でもデルタ変異株の比率が近頃増加する傾向にある。

指揮センターは、デルタ変異株が世界で日増しに拡散し、また、その感染力も強いことを踏まえ、6月27日0時(台湾到着時の時間)から、下記のとおり、入境者への検疫措置を全面的に強化する。
(1)「重点高リスク国」から入境した旅客(過去14日間以内の渡航歴、トランジット含む)の検疫措置については、空港或いは港湾から入境後、一律に集中検疫所で14日間宿泊し、また、入所時及び検疫期間終了時にPCR検査を実施しなければならない。旅客は集中検疫所及び検査に係る費用を支払う必要はない。現在、「重点高リスク国」は、ブラジル(ブラジル変異株)、インドのほか、今回新たに増えた英国、ペルー、イスラエル、インドネシア、バングラデシュを含む7カ国。
(2)上記7国の渡航歴を有さない全ての入境者(注:日本からの入境者も該当)は、入境後、防疫ホテルまたは集中検疫所(自費)に14日間宿泊し、また、検疫期間終了前にPCR検査を実施しなければならない。
(3)台湾の航空会社の乗組員は、「重点高リスク国」からの航空路線のフライトで帰台後、検疫14日間及び検疫期間終了時にPCR検査を実施し、また、防疫ホテル又は規定に沿った会社の宿舎に宿泊しなければならない。

https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2361&dispmid=5287

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